5月はカクテルの月。新しいカクテルとの出会いを楽しもう。

緑爽やかな5月。この月はカクテルの月として世界でお祝いがされています。カクテルの始まりには諸説あるものの、カクテルという言葉が記録に残っているのは、1806年5月に発行されたアメリカの雑誌「ザ・バランス」と言われています。このことにちなみ5月13日は「カクテルの日」と定められ、5月中旬から下旬にかけて世界中で多くのイベントが開催されています。

 

そのひとつが昨年から始まり、今年で2年目を迎える「Tokyo Cocktail 7 Days」です。5月18日から27日まで、“進化するクラフトカクテルの祭典”をテーマに、原宿のメイン会場ではカクテルセミナーや有名バーテンダーによるカクテルが試飲できるほか、60店舗を超える参加店舗ではイベントのためのオリジナルカクテルを展開します。今回はその中からぜひ味わっていただきたいカクテルをいくつか紹介します。

おすすめその1:ARIAPITA RUM & PUNCHの「ザ・パイレーツファッションド」

数ある魅力的な店舗の中でも、まずバー初心者でも訪れやすいのはラム専門店、「ARIAPITA RUM & PUNCH(アリアピタ ラム アンド パンチ)」です。「ラムの魅力は提案の幅広さ。昼間はソーダ割りやモヒートなど軽やかに。夜はロックなど、ラムだけでお酒の楽しみが完結できるのが魅力です」と語るのが手塚景子バーテンダー。

大航海時代、船に積まれていたラム酒と紅茶。イベントではその組み合わせをアレンジした4種類のカクテルが展開されますが、まさに大航海時代を彷彿とさせるのが、その名も「ザ・パイレーツファッションド」。定番カクテルであるオールドファッションドをアレンジしたもので、ラムと紅茶にマラスキーノやアンゴスチュラビターズを加えた、穏やかさのなかにも苦味が効いたインパクトのある味わいです。店内には世界各国200種類以上のラムが揃うアリアピタですが、まずは「ザ・パイレーツファッションド」が世界のラムへの旅に誘ってくれます。

おすすめその2:Bar Tramの「Tie My Tie!」

また、恵比寿にはハーブ系リキュールを中心に扱う「Bar Tram(バー トラム)」がアートなカクテルを展開。ピカソやゴッホも愛したといわれるニガヨモギのリキュール「アブサン」を多く揃える同店だけに、店内は文化的な雰囲気が漂います。

こちらで展開する「Tie My Tie!」は、ハワイやポリネシアで古代から神様として祭られているティキをモチーフにしたグラスに入った南国テイストのティキカクテル。「Tie My Tie!」の名前の通り、ティキグラスがタイを締めているチャーミングな一杯です。

おすすめその3:The Ritz-Carlton, Tokyo / THE BARの「ブラックパール」

そして、こうした機会だからこそ訪れたいのが、普段は少し構えてしまいそうなラグジュアリーホテルのバー。「The Ritz-Carlton, Tokyo / THE BAR」もカクテル7デイズに参加し、このカクテルの祭典を盛り上げています。(17時〜19時まで)

エルダーベリーの実に由来する黒色リキュールを使用した「ブラックパール」は、ドレスアップしたい夜のデートにぴったりのカクテルです。45階からの夜景とともにナイトキャップにもなるような一杯を楽しめます。

 

「東京カクテル7デイズ」に参加するには5月19日までにオフィシャルサイトよりカクテルパスポート(前売り3,800円・当日券4,500円)の購入を。このパスポートが初めてのバーを訪れるよい口実になってくれるはずです。カクテルの月、5月のバーホッピングをどうぞお楽しみください。