〈New Open News〉

毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載！

神楽坂鮨弥栄別邸（東京・神楽坂）

2024年2月、神楽坂駅から徒歩1分ほどの場所に、旬を感じる極上の江戸前寿司を上質な空間で楽しめる「神楽坂鮨弥栄別邸」がオープンしました。神楽坂の赤城神社のすぐ近くにある人気の寿司店「神楽坂鮨弥栄」の別邸になります。

本店は多くの人に愛され、連日満席で予約を断ることや、カウンターを好まれる方に予約の都合でテーブル席に案内することもあったそう。その状況を打破するべく、そして、より多くの方に弥栄の味を知っていただきたいと、カウンター席のみの別邸のオープンに至りました。温かみのある雰囲気の店内で、職人が一つひとつ心を込めて丁寧に仕上げた江戸前寿司ならではの味を提供。本店とはまた違った楽しみ方ができます。

カウンターで腕を振るうのは、有名ホテルに併設された寿司店で25年以上にわたって経験を積み、高い評価を得てきた寿司職人の水田潤氏。四季の食材を中心に、その素材に合った調理方法を用いて作られる寿司は、工程一つひとつにこだわりが感じられます。仕入れた魚介の状態に合わせ、時には繊細に、またと時には大胆ともいえる手法は水田氏ならでは。五感を最大限に刺激されるような握りを楽しめます。

神楽坂の閑静な住宅街の一角に佇む店舗は、神楽坂とは思えない庭が造られ、外観からもお客さんに楽しんでいただけるようになっています。ほのかに木の香りが漂う高級感のあるスタイリッシュな空間で、上質な大人の隠れ家という雰囲気です。

店内には、躍動感あふれる板前の仕事姿を間近に観賞できるカウンター席12席を用意。カウンターには、食事にぬくもりと彩りを与えるヒノキを使用していて、席の間隔もゆったりと取られ、高級感がありつつも肩肘を張らず過ごせます。

ディナーはカジュアルに本格江戸前寿司を楽しめる「本格江戸前握りコース」12,100円から。季節ごとの旬の食材をふんだんに使用したコースです。コースでは、自慢の逸品「赤身のづけ」も楽しめます。鮪は生本鮪にごだわり、別邸独自の調理方法で提供しています。

他にも「おつまみと握り上コース」15,400円や、「極上フルコース」25,300円があり、現在期間限定で「別邸オープン記念プレミアムかに満載コース」17,600円も提供中。旬の蟹を贅沢に扱ったコースで、弥栄名物のキャビアやうになど贅沢食材を海苔で巻いて味わう「ばくだん」も味わえます。

ランチはサクッと江戸前寿司を楽しみたい方向けの手軽な「限定握り楽」3,850円から用意しています。また、時間と手間をかけて調理する「自家製からすみ」2,000円や、「自家製芝エビ入り玉子焼き」800円もおすすめ。

お酒は「十四代」など、豊富なラインアップ。料理に合う好みの一杯を、多彩なバリエーションの中から楽しめるのもうれしいですね。

五感を刺激する職人がつくり出す極上の握りと、旬を感じる逸品が楽しめる寿司店。大切な人と訪れたい、贅沢な時間を過ごせる大人の隠れ家です。

食べログレビュアーのコメント

『本邸と別邸の距離は徒歩３分弱です。
２月は開業記念の特別サービス握り(3850円)があったので、予約して初訪問することにしました。

本邸はテーブル席もありますが、別邸はカウンター席のみです。
ランチ握りでもまとめてではなく一貫ずつ握ってくれるのは、本邸も別邸も同じです。
本邸との違いとしては、本邸にはある丼系のお得ランチがないのと、コース単価が1000円ずつくらい高めなこと。その分小鉢が付いたり、ネタが本邸とは若干異なっていたりするそうです。

特別サービス握りの内容は、江戸前握り10貫、自家製玉子焼き、巻物、小いくら飯、あら汁です。
この日の握りは、いさき、たこ、鯛、赤身、帆立、すみいか、金目鯛炙り、寒ブリ、鯵、中トロで、巻物は中落ちのトロ巻きでした。
握りの追加もオーダーできます』（のん子さん）