ハンバーグ王子も太鼓判。一頭丸ごと「大田原牛」を扱っているからこその名物!

最高級の和牛は挽き肉にすれば、とろける!「大田原牛100%生ハンバーグ」

「大田原牛100%生ハンバーグ ジャンボ270g」3,800円
 

松島さん

大田原牛100%使用の生ハンバーグはまさにとろけるような感動食感! この食感をしっかりと堪能しながらいただくのが何よりものおすすめポイントです。口の中に入れると、とろけつつ広がる大田原牛の力強い旨味も楽しめます。まさに満たされること間違いなしの味わいです。お肉自体の風味も良く何度でも食べたいと思いました。

塩コショウとナツメグで肉の旨さをシンプルに活かしている

メニュー名には「生」と書かれているが、実際にはフライパンで焼き固め、200℃のオーブンで6〜8分程度、中までしっかり火を入れている。表現しているのは生チョコや生キャラメルのように、とろけるような「生食感」だ。挽き肉の中には、前脚やスネなど大田原牛の中では比較的硬めの部位も含まれており、時折肉々しい適度な弾力が楽しめるのも良い。

大田原牛の上質な脂の旨みはライスとも調和する
 

松島さん

まずはそのままでいただき、続いて目玉焼きの卵黄をよく絡めてまろやかさが加わった状態でライスと一緒にがつがつと2段階でいただくのがこだわりの食べ方です。

最高級の和牛を十分に堪能できる昼だけの贅沢「大田原牛サイコロステーキ」

「大田原牛サイコロステーキ」は柏店限定のランチコース(1日10食限定)4,280円のメインディッシュ
 

松島さん

数種類の部位を使用しているだけに、脂ののっている部位や赤身の楽しめる部位など一度で大田原牛の様々な部位を楽しむことができる、お得なメニューとなっています。

この日は旨みたっぷりバラ肉が中心。赤身肉の力強い食感も心地よい

100gで1万円以上の値段が付くものも多い最高級の大田原牛。そのブロック肉を切り分けた際に出る、ちょうど食べごろサイズの部位を集めたのがサイコロステーキだ。調理油の代わりに大田原牛の牛脂を使用しており、口どけの良い上質な旨みが肉だけでなく野菜全体にも浸透している。

人気メニューのため売り切れ必至の「大田原牛ステーキと切り落とし丼」

「大田原牛ステーキと切り落とし丼」1,980円。サラダ、味噌汁、お新香付き
 

松島さん

レアに火入れされた肉厚ステーキはジューシー! しっかりめに火入れされた切り落としはお肉の香ばしさとオニオンソースによるさっぱり感のバランスが楽しめるお味! 一度で2種類の部位を楽しむことができる豪快丼です。

一頭買いする大田原牛の切り落とし部位などを使用。仕入れごとの数量限定だ

こちらも大田原牛の各部位をリーズナブルに味わうことができるサービスメニュー。この日のステーキは肩ロースの芯だったが、その時々で使用部位は異なるそうだ。焼き加減は基本的にミディアム・レアで適度にサシの入った赤身肉の魅力を引き立てている。肉とご飯の間には玉ねぎもたっぷり。じっくり炒めて甘さを出しつつ、大田原牛の牛脂も染み込ませており力強い味わい。玉ねぎの甘みと旨みだけでもライスがすすむほど。

常連客が心待ちにしている希少部位「大田原牛ミスジステーキ」

「大田原牛ミスジステーキ」150g/7,480円。数量限定のため要問い合わせ

ミスジは筋肉質で硬めな前脚まわりの肉の中でも、肩甲骨の裏側あたりにあり、運動量が少なくサーロインやヒレ並みに柔らかい。それでいて赤身らしい奥深く力強い旨みも楽しめる通好みの希少部位だ。

 

松島さん

赤身と脂のバランスがよろしく、ライスとの相性はもちろん、赤ワインとばっちりとマリアージュする大田原牛を楽しむのにはもってこいのメニューです。

ボトルワインは3,000円〜、グラスは600円〜。フランス産やチリ産を中心に豊富に揃える

肉好きであれば、いつかは味わってみたい憧れの大田原牛。今回、ハンバーグ王子が紹介してくれた料理は、その魅力を比較的手軽に満喫できるメニューばかりだった。さらに店には「大田原牛超BMS12ロース又はフィレステーキ」など、180~200gで5万円や10万円を超える一皿も……。「大田原牛100%生ハンバーグ」といった低価格帯のメニューだけでもこれだけ満足できるのに、さらに高級ならどれだけすごいのだろう? 最高級ブランド和牛への憧れは増すばかり。いつかは、より上のランクのメニューも楽しみたいものである。

※価格は税込。

※時節柄、営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、お店のSNSやホームページ等で事前にご確認ください。

※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染症対策を実施し十分にご留意ください。

撮影:佐藤潮

文:佐藤潮、食べログマガジン編集部