ランチのおすすめ②浅井食堂
東氏がおすすめするランチの店2軒目は京都市左京区にある「浅井食堂」。訪れたきっかけは「実は妻の行きつけで」と教えてくれた。気軽に入れる街の洋食屋でありながら味わいは本格的だ。

「浅井食堂」では、デミグラスソースがたっぷりかかった旨味あふれる大きなハンバーグが看板メニューだ。ランチタイムは「ハンバーグ130gとエビフライ2尾」や「MIXフライ」も好評。子どもも大人も喜ぶメニューが並び、家族連れも多い。

東氏は、行くたびに気になるメニューは注文するようにしていると言う。その中でも国産牛カツレツがお気に入りだ。「今も週1で京都に帰っています。そのとき家族で行くことが多いですね。ソースから手作りで丁寧な仕事ぶりに惚れています」と東氏。

肉料理のみならず、パスタやピザ、デザートなど幅広いメニューがそろう。
・ランチ(浅井食堂ハンバーグ、アラカルト、デザートなど) 予算:~3,000円
ランチのおすすめ③山菜料理 みたき園
ランチのおすすめ3軒目は「山菜料理 みたき園」。鳥取県にある田舎料理の店だ。「鳥取と岡山の県境近くにあります。まるでジブリの世界に来たような、おもしろいお店です」と東氏は顔をほころばせる。「山菜料理 みたき園」までは鳥取駅から車でおよそ1時間。川のほとりの緑が鮮やかなロケーションで地元・智頭町芦津の自然のめぐみをふんだんに使用したコース料理をいただける。

東氏は年に一回は、岡山にある農場へ出向き栽培の様子を見学し生産者と情報交換をする。その帰りに必ずと言っていいほど立ち寄るという。「ここへ来ると気持ちがリフレッシュできます」と、東氏にとっての癒やしの場所となっている様子。
「山菜料理 みたき園」で滋味あふれる山里の料理に触れると、料理そのものへの考え方にも影響を受けるそうだ。「最先端のきれいに整った料理もいいけれど、素朴な懐かしさを感じるのも料理の良さのひとつなのかなと思うようになりました。みたき園さんでは手作りそのままの良さ、料理の原点をいつも感じています」


・ディナー(コース、ドリンク類) 予算:~10,000円
ディナーのおすすめ バル agiyao
東氏のディナーのおすすめは「気心知れた料理人と集まるとき使わせてもらいます」という「バル agiyao」。京都市下京区の路地に店を構えている。店の中は落ち着いたモダンな空間で、上質な時間を過ごせる大人の隠れ家的なスポットだ。

魚の仕入れには豊富な経験と専門知識が必要だ。「目利きが抜群で、いいものしか仕入れていません。何を頼んでもハズレはないでしょう」と東氏。
春はあっさりとした長崎産の牡蠣を、夏は肉厚なアワビのバター焼きを味わう。秋が来たら鱈の白子をアラビアータ風で、寒い冬の時期は高級魚の白甘鯛の炭火焼を時価でいただく。「バル agiyao」では四季折々の豊かな魚介メニューを味わうことができる。


・ディナー(自家製ツナのポテサラ、ノドグロ一尾まるごと炭火焼きなど海鮮料理、アラカルト、ワインメニュー) 予算:~5,000円
取材・文:宇野美香子(フリート)
※価格はすべて税込です。
※時節柄、営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、お店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。
※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染症対策を実施し十分にご留意ください。
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