【今週どこ行く? なに食べる?】

世界各国の個性豊かなチーズ料理から、旨さと辛さを堪能できる鍋とスパイス料理の新店まで、今週の「行きたい! 食べたい!」を一気にご紹介!

1. 身も心もぽっかぽか! 鍋とスパイス料理の専門店が渋谷に登場

東京・渋谷に12月12日、鍋とスパイス料理の専門店「オニカワラ」がオープン。「kawara CAFE&DINING」などを手掛けるエスエルディーによる新業態だ。

看板メニューは、3種類のベースからスープを選べる「オニ鍋」(1人前980円/2人前から注文可能)。お店一番の辛さを誇る、赤唐辛子と花椒(ホアジャオ)が鋭く舌を刺激する「痺辛」、コチュジャンや豆板醤などを使った韓国料理のような旨味とコクが特徴の「旨辛」、トマトを丸ごと入れた酸味のある「酸辛」の3種類からチョイス。

 

さらに辛さは7段階から選択可能。4種類の自家製オリジナルスパイスも用意してあり、自由に組み合わせてお好みのカスタマイズ鍋が楽しめる。

“痺辛”オニ鍋 牛豚バラと花椒、赤唐辛子の痺れ麻辣スープ

真っ赤な見た目が辛さを想像させる“痺辛”のオニ鍋「牛豚バラと花椒、赤唐辛子の痺れ麻辣スープ」は、痺れる辛さの中に溢れる牛肉と豚肉の旨味が凝縮したスープが病みつきになる一品。

“旨辛”オニ鍋 豚バラと鶏つくね、坦々味噌の焦がしガーリックスープ

坦々肉味噌や軟骨入りのつくね、豚バラ肉などお肉三昧の“旨辛”のオニ鍋「豚バラと鶏つくね、坦々味噌の焦がしガーリックスープ」は、コチュジャン、甜麵醬、豆板醬を使用。韓国鍋風に仕上がった、旨辛いコクがたまらない味わいに。

“酸辛”オニ鍋 鶏モモとあさり、トマトの酸辣湯スープ

“酸辛”オニ鍋「鶏モモとあさり、トマトの酸辣湯スープ」は、トマトを丸ごと一個投入! トマトの酸味とあさりの出汁が調和し、酸っぱさと辛さが絶妙にマッチしたスープに。

 

最後は雑炊やラーメン、チーズリゾットで鍋の締めくくり。スープまで一滴残らず楽しめるスパイシーな鍋は、心も身体も芯から温めてくれる。

 

※価格は税抜

 

 

2. 世界のチーズ料理を楽しめる! 冬季限定チーズメニューが登場

コートヤード・バイ・マリオット 東京ステーション1階にある「Dining & Bar LAVAROCK(ダイニング&バー ラヴァロック)に、たっぷりのチーズが堪能できるディナーメニューが期間限定で登場。“TOKYO Cheese Junkies(トーキョー チーズ ジャンキーズ)” をテーマにした8種類のメニューが楽しめる。

世界各国の個性豊かなチーズ料理と、溶岩石(LAVAROCK)で焼き上げるジューシーなアメリカンスタイルのグリル料理を融合させた料理が味わえる。

シーフードと野菜のスパイスガーリック ホットポットとメルトチーズ

グリルしたタラやエビ、ホタテなどがゴロンと入ったホットポット「シーフードと野菜のスパイスガーリック ホットポットとメルトチーズ」2,800円。グリエール、エメンタール、チェダー、3種のチーズをブレンドしたフォンデュソースと、旬のシーフードを絡めて味わう贅沢な一品。

カナディアンロッキーポークと根菜の赤ワイン煮込み ローストポテトのラクレット仕立て

柔らかく煮込んだカナディアンロッキーポークの上にローストポテトをのせた「カナディアンロッキーポークと根菜の赤ワイン煮込み ローストポテトのラクレット仕立て」2,300円。濃厚なフォンデュソースをかけた、ほろほろのお肉とほくほくのポテトとの相性は抜群。

クワトロフォルマッジと蜂蜜の窯焼きピッツァ

そのほか、4種のチーズと蜂蜜が相性抜群の「クワトロフォルマッジと蜂蜜の窯焼きピッツァ」2,300円、ギリシャの代表的なチーズであるフェタチーズのサラダ「スモークサーモンとビーツ・冬野菜のフェタサラダ 蜂蜜とコリアンダーの香り」 1,500円など、チーズの世界を余すところなく楽しめるシェフ自慢の8種類のメニューが勢揃い。

 

メニューの提供は、2020年2月29日まで。世界各国のチーズ料理を思う存分味わって。

 

※価格はすべて税抜

 

 

3. 世界的有名シェフとコラボ! 限定“ロブスターロール”が誕生

ロブスターロール専門店「LUKE’S LOBSTER」の本国創業10周年を記念したメニューが、ホリデーシーズン限定で登場。

「高級食材であるロブスターをカジュアルに食べてほしい」との思いから、2009年にニューヨーク・マンハッタンで誕生した「LUKE’S LOBSTER」。2015年には東京・表参道に日本初上陸した。

ホセ・アンドレ ロブスターロール

記念すべき10周年メニュー「ホセ・アンドレ ロブスターロール」1,380円は、ワシントンDCを拠点に活躍するスペイン出身の世界的に有名なシェフ、ホセ・アンドレ氏とのコラボレーション。スモークパプリカ風味のソースに、バスク産唐辛子のピクルスを飾りつけたまるでアート作品のようなロブスターロールは、彼のルーツである伝統的なスペイン文化と融合させた特別な仕上がりに。

ブレッドボウル クラムチャウダー

そのほか、具沢山のクラムチャウダーをこんがり焼き上げたカンパーニュに注いだ「ブレッドボウル クラムチャウダー」520円や、トリュフの風味をフレンチフライにトッピングした「フレンチフライ(トリュフフレーバー)」480円、デザートはブルーベリーを使用したチーズケーキやパイなど、ホリデーシーズン限定メニューがお目見え。

 

提供は、LUKE’S LOBSTER各店舗にて(ミント神戸店、FOOD TRUCKは対象外)。表参道店は「ホセ・アンドレ ロブスターロール」のみの展開。今しか食べられない一味違ったロブスターロールは必食だ。

 

※価格はすべて税抜

 

 

4. 横浜の老舗が“肉”の新ブランドをオープン! 大人向け肉レストラン誕生

今年で創業50周年の横浜の老舗レストラン「ハングリータイガー」の新たな姉妹ブランドとなる「TORAのお肉屋さん」が、鎌倉・大船駅そばにオープン。

従来のファミリー層向けのレストランとは一転、新店舗ではステーキを中心に旬の素材を炭火で焼いた料理と合わせてお酒を嗜む、大人向けのダイニングバーへと装いを新たにした。

気になる看板メニューは、オーストラリア産牛肉を使った「リブロース」。炭火の香りがほのかに感じられ、赤身と脂身の絶妙なバランスが食欲をそそる。また、芳醇な赤身の味わいが特徴の「イチボ」も絶品だ。

店内でじっくりと低温調理した「牛刺し タン」は、どんなお酒とも相性抜群の仕上がりの外せない一品。

洋酒が香る特製レバームースとバゲットを合わせて食べる「洋酒香る特製レバームース マスカルポーネとバゲットと」は、濃厚な旨味とコクが楽しめる。

 

バラエティー豊富な肉料理と、さまざまなお酒との相性を探るのも面白そうだ。

 

 

文:秋吉真由美