冷やし中華、ハズカム!

みんな大好き冷やし中華が、今年もやってまいりました。夏だけという“限定感”や、麺・野菜・玉子・肉という栄養バランスのよい優等生であることもさることながら、冷たい麺をすする“喉越し”に喉も大喜びな冷やし中華。最近流行りの街角中華にも、夏は必ずエントリーしています。

 

が……、冷やし中華なんて、どこで食べても一緒?

 

否!!

 

どうせなら美味しい冷やし中華を食べましょうよ! ということでクリエーターで麺喰いとしても有名な秋山具義氏にオススメの冷やし中華を聞いてきました。

【秋山具義氏:1990年日本大学芸術学部卒業。1999年デイリーフレッシュ設立。 広告キャンペーン、パッケージ、写真集、CDジャケット、キャラクターデザインなど幅広い分野でアートディレクションを行う。 「日本パッケージデザイン大賞2017」にて「マルちゃん正麺カップ」が金賞受賞。 イタリアンバル「MARTE」のプロデュースも手掛ける。 著書に「秋山具義の#ナットウフ朝食_せめて朝だけは糖質をおさえようか」がある。2016年より「食べログ」グルメ著名人として活動】

秋山具義氏オススメ冷やし中華3選

1.千里眼(駒場東大前)

冷やし中華※夏季メニュー¥850(少なめ50円引き、大盛100円マシ)/写真はすべて秋山具義氏によるもの

こちらは駒場東大前にあり、いつも行列ができている「千里眼」。「ラーメン二郎」インスパイア店の夏限定メニューです。二郎インスパイア系というだけあって、このうず高く積み上げられた野菜には胸が疼きますね。

 

秋山氏も「6月上旬に始まると、1年待った欲求が爆発してすぐに食べたくなります。」と居ても立っても居られなくなるようそうで、中毒性の高さがうかがえます。

 

ヤサイマシ・ニンニク・アブラ・カラメ・辛揚げ・ガリマヨなどが無料トッピングできるのも、嬉しいポイント。

 

 

 

2.鶏舎(目黒区青葉台)

冷やしネギそば※夏季メニュー¥950

去年の夏はまさかの自動車突入事故に見舞われ、夏季限定メニューが本当に短い期間で終了してしまい全国の冷やしネギそばファンがガックリしていたのは記憶にあたらしいところ。その分、今年ようやく冷やしネギそばが食べられるという感激はひとしおなわけで……。

 

秋山氏もそんな冷やしねぎそばファンのひとり。

 

「たっぷり葱のシャキシャキ感がたまりません。麺量も多く食べ応えがあって、タレの味がクセになって突然食べたくなります。」と、本能に訴えかけてくる特別なタレは是非一度経験してみてください。

 

 

 

3.江戸中華 やまの辺(銀座)

魅せる“江戸中華”がコンセプトの、カウンター中華で大人気のこちら。おまかせコース一万円または一万五千円の〆に登場する夏限定の冷やし中華(冷やし担々麺の日などもあり、日によって違うため予約時に必ず問い合わせを)が、去年2日間限定でランチに!

 

今年も7月、8月のランチで、不定期に登場することが決定!

 

「昨年、2日間限定でランチで食べられるということで食べに行きました。見た目は普通の冷やし中華なのですが、甘すぎず酸っぱすぎずバランス最高のタレ、ツルツル加減とコシが素晴らしい麺、クオリティーがハンパないです。」と料理本を出すほどグルメな秋山氏も唸る、完成度の高さ。シンプルだけど、最高峰を極めた贅沢版の冷やし中華、お金を貯めて一度は拝んでみたいものです。