開運!氣になるレストラン

元銀座のホステス&開運アドバイザーの藤島佑雪が、かつての同伴その他の経験から選んだ、運気を上げるレストランやカフェ、食堂など食のパワースポットを紹介します!

 

vol.7 高層ビルの結界と南フランス聖地の氣で邪気を祓うレストラン~「日比谷パレス」

出典:目白ネーゼさん

 

問題です。緑豊かな大自然とコンクリートジャングルの都会。よい氣がたくさんあるのは、どっち?

 

正解は申し上げなくともみなさんおわかりでしょう。やはり自然は強し! そもそも氣=木とも申しますから、木がいっぱいある自然には氣もいっぱいあるんですよね。

 

でもでもでも、人工的な建築物や人の思いなどによっても、氣をつくることはできます!  東京でのよい例が日比谷公園です。実際、行くと気持ちがいいですよね。そして、一歩公園内に足を踏み入れただけで、涼しさを感じると思います。この「気持ちいい」「周りより涼しい」というのはパワースポットの証。あくまで感覚ですので、ひとによって感じ方が違います。これはそのまま、あるひとにとってのパワースポットが別のひとにとってもそうだとは限らないということでもあるんですが、そんなこともちょっと覚えておいてくださいね。

 

で、日比谷公園は多くのひとにとって気持ちのよい、パワースポットといえる場所。周りを取り囲むような高層ビルが一種の結界をつくっているがゆえに、公園内の氣が清らかに保たれているのです。また、江戸時代には大名屋敷が立ち並び、現在も皇居のそばといったことから格の高い雰囲氣もあり、ちょっと特別な感じのするところなんですよね。ゆうたら、別世界です。

出典:コネリーさん

 

その中に佇む『日比谷パレス』に来たら、ここ本当に東京?日本?となるでしょう。そりゃそうでしょうね。別世界なんですから。1階にも2階にもバーンと大きなガラス窓があって、まるで外にいるのと変わらないくらい樹々に囲まれた空間。春夏は緑、秋には目にも綾なる紅葉が窓一面を覆う美しさ。目からもふんだんに氣を取り込めるレストランは、そうはありません。

出典:ICHIKOさん

 

もちろん、お料理からも存分に氣を取り込むことができます。おいしいだけじゃなく、モダンですてきなお皿の数々にお目にかかれます。南仏、アルルのカマルグにある名店『La Chassagnette』のシェフ、アラン・デュカスのお弟子さんでいらっしゃるアルマン・アルナルさんの監修で、デザインもおしゃれですし。なんといっても、野菜がとてもみずみずしいんですよね。緑の野菜は緑!黄色の野菜は黄色!という風に、野菜のエネルギーが色鮮やかに目に飛び込んでくるようなお料理。もちろん、肉も魚もベリーグッド。締めくくりにフレッシュミントのハーブティーをいただけば、体の中からスーッと邪氣が消えていくよう。

 

そうそう、『La Chassagnette』のあるカマルグは生物圏保護区としてユネスコに登録されている湿原地帯。ピンクフラミンゴが生息する自然の聖地とされるところなのですが、塩と白馬の名産地としても知られています。古来より清めや厄除けに使われてきた塩、神の使いとされてきた白馬が生まれる土地だなんて、神々しいですよね。ここには海を越えて、そんなカマルグの聖なる氣も運ばれております。また、土日はウエディング利用もされるお店ですから、寿ぎの氣も蓄積されていたりしていいことずくめ!!!

 

ティータイム利用も可。都会の喧騒に疲れたときは、お茶を飲むだけでも氣のチャージができますよ。