5. 一平飯店｜東京
ここ最近、広東料理、それも香港料理の勢いが止まらない。注目の店が、次々と巷を賑わせているのだ。元「福臨門酒家」の料理長だった袁家寶シェフが腕を振るうギンザ シックス「家寶 跳龍門」、「味坊」グループのニューフェイスである代々木八幡の香港飲茶専門店「宝味八萬」に、香港ストリートフードに特化した新中野「香記豚記」等々。去年から今年にかけて気になる新店が目白押し！ そんな中、またひとつ、香港の私房菜を思わせる期待の一軒がオープンした。
3月1日、麻布十番の外れに店を構えた「一平飯店」がそれ。仕掛け人は、あの六本木「桃仙閣 東京」のオーナー林亮治氏。そんな林氏が見込んだ同店の料理人は、安達一平シェフだ。
6. Chinese restaurant KUE｜神奈川
1月に大船駅から徒歩2分ほどの場所にオープンした「Chinese restaurant KUE」。鎌倉の名店で腕を振るっていた三枝氏が独立し、オリジナリティ溢れる上品で優しい料理を提供している。メニューは「平日ランチコース」3,850円、「土日終日、ディナーコース」7,700円で、各コースに＋3,300円でフカヒレ料理が追加可能。
三枝氏の料理は中華の枠にとらわれず、和や洋のテイストも取り入れられていて、 王道中華と共に独創的で遊び心のある料理のコースが素晴らしいと、すでにリピーターも多いようだ。
7. 上方中華 新瓊｜大阪
2月に中崎町駅にオープンした「上方中華 新瓊（SHINTANI）」は、江坂でハイレベルな中華が食べられると人気だった「中国菜 老饕」が、店名とコンセプトを変え移転リニューアルした上方中華の店。上方中華とは聞きなれないが、大阪の伝統的な食文化の素晴らしさを中国料理とフュージョンさせた料理とのことだ。
メニューは「おまかせコース」18,000円のみで、こだわりのだし使いも素晴らしく、薬膳の要素も加わり、体に染み渡るような繊細で上品な逸品ばかり。料理に合わせたお酒やお茶のペアリングも楽しめる。
8. 松石｜宮城
3月に太白区向山にオープンした「松石」は、宮城とシェフの出身地である山形の食材を使用した地産地消の中国料理店だ。数々の賞を受賞し、自然派中華の名店でスーシェフを務めた松石翼氏の優しく繊細な中国料理を堪能できる。シェフ自ら採った山菜を使った料理や、地元の旬を味わえる見た目にも美しい料理は既に話題だ。
メニューはランチ「おまかせコース」が5,500円、ディナー「おまかせコース」が9,000円。シェフが厳選した山形の地酒やワインを中心に、料理とのマリアージュも楽しめる。
※価格はすべて税込です。
※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染症対策を実施し十分にご留意ください。
※「食べログ」に掲載されている情報をもとに、料理名・金額等を掲載しております。 営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。
文：食べログマガジン編集部
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