大石義一氏のおすすめ4軒
大石氏の行きつけの店を伺った。イタリアンやとんかつ、そばに魚料理。どれも銀座もしくはその周辺にある店だ。4軒に共通しているのは、そのほとんどが「家族経営」や「老舗」だということ。長く根づいてきた店だからこその安心感があるのだという。どの店も訪れるとなじみのスタッフが温かく迎えてくれる。
ディナーのおすすめ①銀座 梅林 本店
「銀座 梅林 本店」は、1927年に銀座で初めてのとんかつ専門店としてオープンした老舗だ。

大石氏は常連客に連れて行ってもらったのをきっかけに、店に足を運ぶようになったという。長年いるスタッフのサービスも素晴らしく、つい行きたくなる店だ。

大石氏のお気に入りは「黒豚スペシャルカツ丼」。卵でとじたカツ丼の上に半熟卵がのった、卵好きにはたまらない一品だ。他にミックス定食やエビフライ定食もおすすめ。

・黒豚スペシャルカツ丼、ヒレカツ定食、ミックス定食他 予算:~5,000円
ディナーのおすすめ②ラ・ベットラ ダ オチアイ
「ラ・ベットラ ダ オチアイ」は、「日本一予約がとれないイタリア料理店」として有名な落合シェフの店。カジュアルイタリアンを日本に広めたことで知られる。

1997年のオープン以来、今も変わらぬ人気店。リーズナブルな上、信じられないクオリティとボリュームで大満足できる店である。

「『おいしい料理をお腹いっぱい食べてほしい』という思いが、ストレートに伝わってくる豪快さです」と大石氏。なんの気兼ねもなく、ワイワイと楽しめる雰囲気で、おいしいものをたくさん食べたい友だちと一緒に行くのが一番のおすすめだそう。

・新鮮なウニのスパゲッティ、秀味豚のカツレツ トマトとルッコラサラダ添え他 予算:~10,000円
ランチのおすすめ①季節料理 魚竹
「季節料理 魚竹」は1975年創業の老舗の小料理屋だ。「銀座 大石」にも近く、スタッフとよくランチを食べに行くという大石氏。

兄弟で厨房に立ち、奥様が接客を担当する家族経営の店だ。名前のとおり、おいしい魚料理をいただくことができる。

大石氏のお気に入りは「鮭焼となかおちのセット」だ。ランチのセットメニューは、銀鮭か鯖を選ぶことができる。銀鮭はしっかりとした味つけで、思わずご飯が進んでしまうという。マグロのなかおちは、選べるサイドメニューの一つ。ここに卵や納豆を追加するのが大石流の楽しみ方だ。

・焼き魚定食、刺身定食他 予算:~1,000円
ランチのおすすめ②更科 丸屋
新富町にある「更科 丸屋」は、懐かしい昭和の雰囲気が感じられる老舗のそば屋。

出される料理の味が自分好みだという大石氏。どのそばもおいしいが、今の時期はもっぱら冷やしそばに小さな丼をつけたセットメニューが定番だ。

かき揚げ丼やカツ丼、親子丼など、その日の気分に合わせてカスタムしたい。
最後に大石氏にこう質問してみた。「この4軒の魅力はどんなところですか?」
するとこんな答えが返ってきた。「最終的に行き着くところって、やっぱり『人』なんですよね。おいしいのはもちろんですが、どの店も一生懸命で、顔を覚えてなじみのように接してくれるのもうれしい。僕にとってホッと安心できる店ですよね。だからまた行きたくなるんです」

・丼セットメニュー、もり、ざる、カレー南蛮他 予算: ~2,000円
※価格はすべて税込です。
※外出される際は人混みの多い場所は避け、各自治体の情報をご参照の上、感染対策を実施し十分にご留意ください。
※営業時間やメニュー等の内容に変更が生じる可能性があるため、最新の情報はお店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。
取材・文:千葉深雪(フリート)
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