3. これを食べたらお金持ち!? 直方名物【成金饅頭】
直方の名物「成金饅頭」。饅頭と言いながらもその姿はまるでどら焼き。ただ、大きく異なるのは、中に入っているのがうずら豆を使った白あんということです。
成金饅頭が生まれたのは明治時代。日露戦争で物価が上がると見込んだ青年がうずら豆をたくさん買い付けたものの、購入した直後に日露戦争が終わってしまい、大量のうずら豆が余ってしまいました。そこでうずら豆を使ったお菓子を発案して売り出したところ、大当たり。「成金饅頭」と命名された経緯は不明だそうですが、当時の直方は炭鉱の町として栄えており、財を成した「成金さん」にちなんで名付けられた、などの説があります。
「まとや」は老舗「菓舗四宮(しのみや)」の事業と従業員を受け継いだお店。かわいらしい、今の時代にぴったりのデザインに生まれ変わりました。成金饅頭はもちろんのこと、成金饅頭をアレンジしたおしゃれかつ、地元のものを使った商品も販売されておりギフトにもおすすめです。
また、昔ながらのスタイルで販売を続けているのが「大石本家」。饅頭の表面に大きなねじり梅の焼印が押してあるのが特徴です。20〜30cmのサイズが一般的で、大きなものになると50cm、重さはなんと3kgのものもあるんだそう!!! 食べやすい小さなサイズ(と言っても通常のどら焼き程度)もあるので安心してください。