【食べぺディア】韓国生まれの進化系マカロン『トゥンカロン』
当たり前のように食してきたけれど詳しくは知らない定番食材や料理、流行っているのは知っているけれど実はまだ食べたことがないスイーツなど、食の世界は未知の情報で溢れている。そんなときは「食べぺディア」を読んで情報アップデート! 行きたいお店も保存しちゃおう。
マカロンとトゥンカロンの違いって?
「トゥンカロン」とは、数年前からマカロンブームが続いていた韓国で、独自の進化を遂げた大きなマカロンのこと。「太ったマカロン」という意味の韓国語「トゥントゥンハンマカロン」が名前の由来で、その名のとおりフランス風マカロンとは異なるボリューミーさ!
お菓子の歴史研究家 猫井登さんによるトゥンカロン解説記事はこちら:「今っぽいホワイトデーの味って? 2021年にぴったりなホワイトデースイーツ(前編)」
トゥンカロンに厳密な決まりはなく、カラフルなマカロンにたっぷりのクリームをサンドしたり、ビスケットやチョコレート、フルーツなどでデコレーションしたりと、工夫を凝らした商品が各店から続々と登場。トレンドに敏感な人たちを中心に、日本でもトゥンカロンは2019年から注目され始め、2020年には本格的なブームに。
2021年もその勢いは止まらず、ブームの立役者となったカフェ「マカプレッソ」が東京・新大久保や大阪・鶴橋だけでなく京都や兵庫、埼玉にも店舗を展開するほか、トゥンカロン専門のチェーン店「私はトゥンカロンに恋をした」も登場。トゥンカロンを販売する店が、東京や大阪のコリアンタウンだけでなく全国に増えてきている。
【東京&大阪】東西コリアンタウンのトゥンカロン
【東京・新大久保】華やかなルックスが印象的な「mamaron(ママロン)」
JR山手線・新大久保駅から徒歩2分ほどの場所にある「mamaron(ママロン)」は、2019年7月にオープンし、ブームを引っぱってきたトゥンカロン専門店。
ふわっとした食感のマカロンで、オレオやいちごみるく、抹茶ラテといったフレーバーのクリームをサンド。ラメでコーティングしたマカロンやシェル形のマカロン、パールのトッピングなどを使った華やかなトゥンカロンが印象的!
テイクアウトでは、マカロンのイラストとゴールドの縁取りが可愛いボックスに詰めてくれるので、手土産にもぴったり。