〈おいしいテイクアウト〉

新型コロナウイルスの影響で外食も自粛ムード。こんな時だからこそ「お家でおいしい食事をして元気になって欲しい」と、テイクアウトを始める飲食店が続々と登場している。小さな子供がいて諦めていたあのお店の味も、いつもは予約でいっぱいのあのお店の味も、テイクアウトならお家でゆっくり味わえる。在宅勤務で自炊も飽きてきた、そろそろプロの味が恋しい……。さあ、もっとテイクアウトを活用して、日本の素晴らしい飲食店を応援しよう。

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※外出される際は、感染症対策の実施と人混みの多い場所は避けるなど、十分にご留意ください。
※テイクアウトは期間限定の場合も多く、日々内容も変化するため、お店のSNSやホームページ等で事前にご確認をお願いします。
※本連載はお店のSNS等の情報をもとにメニュー名・価格・提供時間等を記載しております。

ルディック【浅草・フレンチ】

浅草の観音裏と呼ばれるエリアは、観光スポットから少し離れていることもあり、地元に根ざしたおいしいお店が多いことでも知られている。そんな観音裏に2016年に誕生したのがフレンチレストランの「ルディック」だ。

食べログでの評価は3.64（2020年4月29日現在）と高得点を獲得しており、シェフはフレンチの名店、「ロアラブッシュ」出身とあれば期待が高まる。

そんな本格フレンチのテイクアウトが「ハイコスパ過ぎる！」と話題なので、早速お持ち帰りしてみた。
こんな内容では儲けが出ないのでは……とこちらが心配になるほどのクオリティと価格に驚きが隠せない！

テイクアウトメニュー

・マロンポークとレモンコンフィのトマト煮込みパリの賄い風クスクスと三種のおかず野菜添え：1,000円
・牛スジハヤシライス弁当三種のおかずと野菜添え：1,000円
・ミニオードブル一例(蒸し鶏のトリュフ風味・りんごのキャロットラぺ・レンズ豆のサラダ)：500円
・ルディック特製ブイヤベースカレー300g：864円
・ルディック特製ドリア：648円
・つぶ貝のエスカルゴバター焼き：972円
※メニューは都度変更あり
※価格はすべて税込

※最新の情報はお店の方にご確認ください。

お弁当2種・ミニオードブル

まずはSNSでも評判だったお弁当を紹介しよう。

「マロンポークとレモンコンフィのトマト煮込みパリの賄い風クスクスと三種のおかず野菜添え」。

レモンの効いた煮込みはマロンポークが柔らかく、クスクスにかけていただくと、パリのビストロを彷彿とさせる本格的な味わい。さらに添えられているおかずもレンズ豆や魚のフライなど、いずれも丁寧な仕事が施されている。これでワイン1本は飲めそうな充実した内容だ。

次に「牛スジハヤシライス弁当三種のおかずと野菜添え」を開けてみる。そのままでもいいが、お皿に盛り付けるとお店っぽさも演出できる。

牛スジハヤシライスはトロトロに煮込まれた牛スジに大豆がアクセント。これだけで1,000円でも不思議はないのに、こちらにも豪華なおかずがタップリ。エスカベッシュやチキンのグリルなど、食べ応えもバッチリ。

もし、さらにお酒のつまみが欲しければ、「ミニオードブル」という神アイテムも。こちらはパテドカンパーニュやラタトゥイユなど日替わりで3種類のオードブルが入って、なんとワンコインの500円！