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提供:三井不動産商業マネジメント株式会社
「銀座ベルビア館」では世界のスパイシーフードが楽しめる
気温の上昇とともに、毎年悩まされる夏バテ。食欲不振やだるさなど、体調不良が深刻な人も多いのでは。そんなときにはスパイシーフードを味方につけよう。辛いものを食べると、消化器が刺激されて食欲増進や新陳代謝を促進させるなどの効果が期待できるからだ。
新店舗を迎えさらにパワーアップした「銀座ベルビア館」では、夏バテ気味の身体に活力を与えてくれる世界のスパイシーフードが揃う。
ランチにディナーに、活力増進グルメで夏を乗り切る!
冷房で冷えた身体を麻辣(マーラー)出汁の鴨しゃぶで温める!
週末は仲間とスパイシーチキン&お酒でご褒美!
中華の名店の麻婆豆腐で午後へのエナジーチャージ!
「銀座ベルビア館」には多種多様な飲食店が軒を連ねている。仕事帰りに辛いもので汗を流しながらビールで乾杯や、ランチで活力をつけたいとき、夏ならではの身体の不調を整えたいとき、など昼夜問わず美味しいスパイシーフードに出会うことができる。
1. 本場の味を堪能! 人気インド料理店の名物チキンロースト「ニルワナム」
この夏、銀座ベルビア館に満を持して加わったインド料理店の「ニルワナム」。ビュッフェスタイルのランチが連日大盛況の人気店だ。銀座店は、神谷町店、虎ノ門店、有明店、センター北店に続く5店舗目となる。今回紹介するのは、「ニルワナム」のスペシャリティと言える「チキンロースト」(ディナーメニュー)。

日本で食べる「チキンカレー」的なものとは異なる見た目が特徴的だ。日本人的な感覚で言うと煮込みに近い。「バターチキンのようなトロトロのルーは、インドでは『グレイビー』と呼びます。グレイビーがないカレーはドライ、チキンローストはその中間で、セミドライと表現したりします。使っているスパイスはガラムマサラ、コリアンダーパウダー、チリパウダー、ガーリックペースト、ジンジャーペーストなど。それを玉ねぎやトマトと一緒に煮込んで濃厚なグレイビーに仕上げています」(代表のアニール・ラジさん)

食べ方はその人の自由だ。チキンとグレイビーを一緒に食べてもよし、タンドリーチキンのようにチキンを別で食べて、グレイビーはナンにつけてもOK。スパイシーな香りに誘われ骨つき肉にかぶりつけば、ピリッとした辛さが舌を刺激する。肉にはしっかりとスパイスが染み込んでいるが、舌が痺れるような辛さではなく、後を引く辛さだ。

野菜の旨味が溶け込んだグレイビーは、ほんのりとした甘さとスパイスが絶妙に調和している。バターチキンのようにマイルドではなく、辛さは日本のカレーの中辛〜辛口程度と言ったところだろうか。在日インド人やインド人観光客にも認められる本格派の味だ。
冷えたインドワインやインドビール(アニールさんのオススメは「キングフィッシャー」)を合わせれば、夏の疲れも一気に吹き飛びそうだ。
銀座ベルビア館の新たな人気スポットになりつつある「ニルワナム」。週末の飲み会に、仕事帰りのディナーに、足を運んでみてはいかがだろう。
2. 夏の冷えを撃退! 肉骨茶(バクテー)出汁と麻辣(マーラー)出汁の絶品鴨しゃぶ「綾邸」
上質な大人の空間を提供する「綾邸」で、新たな名物に加わったのが鴨しゃぶだ。
こだわりの数種類の出汁の中から、夏にぜひ選びたいのがマレーシアのスープ料理である肉骨茶(バクテー)出汁と、唐⾟⼦を使った⿇辣(マーラー)出汁。八角、カルダモン、山椒、丁子、唐辛子など数種類のスパイスが入った薬膳出汁に、鴨をさっとくぐらせていただく。

鴨は火を通すとすぐにかたくなってしまうため、軽くくぐらせる程度がベスト。そうするととても柔らかく、しっとりとした肉にスパイスがよく馴染む。肉骨茶出汁は胡椒や山椒の香りが効いていて、後からじわじわと感じる辛さ。⿇辣出汁は口に入れた瞬間に唐辛子のピリッとした辛さはあるが、鴨の繊細さを消さないように計算されたスパイシーさだ。

さらにこちらのお店では、好きなスパイスをバイキング形式で気軽に追加することができる。スパイスごとに「疲労回復」や「冷え性改善」など効能が記されたカードが用意されており、それを見ながら自分好みにカスタムできるのだ。辛いのが好きな人はもっと辛くしたり、体調に合わせてオリジナルな出汁を作ることもできる。
「会社のコンセプトに『コトづくり』というものがあり、モノを売るだけではなく、コト(体験)を大切にしています。ご飯を食べに来ていただいたお客様に、『あそこへ行くとハッピーになれる』とか、スパイスを自分でチョイスすることが『面白いね』と心に残る経験にしてもらえたら嬉しいです」(マネージャーの富田竜也さん)

夏は冷房による冷えなどからくる身体の不調に悩まされることも。そんなとき「綾邸」に行けば、美味しく食べて元気もチャージできる。
男女問わず、デートや会社の飲み会など、ワンランク上の上質な会にしたいときにぜひ利用したいお店だ。
3. 仕事帰りに骨つきピリ辛チキンとドイツビールで乾杯!「シュタインハウス」
「シュタインハウス」は、ドイツのプレミアムなビール&ワインを豊富に取り揃えたレストラン。老舗醸造所の生ビールや、ソーセージなどのドイツ料理を満喫できると評判だ。
こちらでオススメしたいのは、ビールとの相性抜群な骨つきピリ辛チキン。

「骨つきの鶏モモ肉に塩胡椒やチーズ、ケイジャンと言うアメリカのスパイスなどを混ぜて、一晩マリネしてから揚げ焼きにしてあります。横に添えてあるソースはチリソース、レモンソース、ケチャップをブレンドしたスパイシーなソースです。お好みでつけてお召し上がりください」(店長の猪原健司さん)

まずは何もつけずに一口いただく。スパイスが効いていて、ピリ辛。辛いのが苦手な人でも食べられる辛さだ。横のポテトにはチリペッパーがまぶされていて赤い。こちらも後を引く辛さで、ビールが進む。
お次はソースをつけて。ケチャップの酸味が爽やかな甘辛いさっぱりとしたソースで、揚げたチキンに合う! トマトやズッキーニ、パプリカなどの野菜も入っていて、食感の違いも楽しめる。辛いのが好きな人は、ソースと共に食べるのがオススメだ。
ポテト添えでボリュームも満点なので、2人くらいでシェアするのに丁度よい。友人や恋人と、ビールで乾杯する際にぜひ注文したい一皿だ。

内装はヨーロッパから輸入した石材を使用しているそう。BGMにはドイツミュージックが流れ、ゆったりとした時間を過ごせる。半個室もあり、雰囲気もよいので接待での利用客も多いとか。
ワインはグラスで980円(税抜)〜。ビールは生も瓶も豊富に揃う。お得な飲み放題コースもあるので、いろいろなシーンで活用できそうだ。
4. 鉄板でジュージュー! 悪魔風!? スパイシーチキン「銀座バール・デルソーレ 2Due」
イタリアの大人の社交場「バール」をコンセプトにしたこちらは、日本に初めてバールの文化を持ってきた店だと言われている。イタリア本国のエスプレッソ協会から認定されたエスプレッソを始め、世界コンクールで金賞を取ったジェラート、イタリアの郷土料理やお酒など、一日を通して訪れる人が好きなように楽しめる。
パスタやピザも人気だが、夏にぴったりなのが「鶏モモ肉のディアボラ~鉄板スパイシー焼」だ。

「『ディアボラ』とはイタリア語で『悪魔』の意味。香辛料が効いていることと、丸鶏の見た目がマントを広げた悪魔のように見える、というのが名前の由来です。調理工程は、まずチキンをローズマリーなどのハーブやトスカーナ州の赤唐辛子でマリネします。表面をカリッとするまで焼き上げたら、仕上げに黒胡椒を利かせてあります」(マネージャーの猪狩 悠さん)

こんがりと焼き上げられたチキンの表面はパリパリ、内側はしっとりジューシーだ。マリネしてあるので、ハーブの風味が染みていて味わい深い。そこに胡椒のピリッという辛さがアクセントになっている。唐辛子の辛さはそこまで主張しないので、悪魔というか小悪魔と言う感じだろうか。添えられたレモンをかけると酸味と辛味が調和してさっぱりと食べられる。
「合わせるお酒はビールでもスプマンテ(イタリア産のスパークリングワイン)でもお好みでどうぞ。熱々スタイルで提供しているので、汗をかきながら食べていただきたいです」(猪狩さん)

テーブル席(一部はテラス席)のほかに、バールには必ずあるというバンコ(立ち飲みスタイルのカウンター)が特徴的。バンコはテーブル席の10%オフでカフェやお酒が楽しめる。外国人の利用客も多く、銀座にいながら異国の雰囲気を味わえる。ひとりで、友人と、ランチにディナーに、生活スタイルに合った自由な時間を過ごせる居心地のよいお店だ。
5. お得なランチがネラいめ! 中華の名店で食べる熱々麻婆豆腐「涵梅舫」
涵梅舫(カンメイホウ)は多くの食通や著名人にも愛される中華・宮廷料理の名店だ。伝説の人気番組『料理の鉄人』では、中華の鉄人・陳建一氏を破り一躍有名に。化学調味料に頼らず、素材が持つ自然な美味しさを最大限に引き出す調理法で、中華のイメージを覆す。中国でも作れる料理人の少ない宮廷料理の名店でありながら、ランチではリーズナブルな中華料理を提供しており、近隣で働くビジネスマンやOLから人気を集めている。
そんな涵梅舫でぜひ食べたいのが、熱々の鍋で出される麻婆豆腐だ。グツグツ状態のヴィジュアルに、食べる前から胃袋が刺激される。

麻婆豆腐と言えば四川料理の代表で、本場は辛いことで有名だ。しかしこちらの麻婆豆腐は辛くすることにはこだわらず、日本の気候や水に合わせて調整していると言う。
「四川は湿度が高いので、辛さと痺れで湿気を出す(汗をかく)必要があります。また四川の水は冷たく硬水です。そういう気候、水に合わせて辛いものを食べるから身体にもいいんです。日本ではその必要がないので、美味しく食べられる丁度よいバランスに抑えています」(代表取締役の張 慶余さん)

とは言え、熱々の鍋から一口ずつすくって口に運ぶたびに顔からは汗が吹き出す。豆板醤のほかに、山椒の辛味がビリビリと舌を刺激する。とろみがしっかりとついており、ライスとの相性も抜群! 辛いけど止まらなくなる旨味がつまっている。
辛さはお好みで調整することも可能。ランチセットでは人参や青野菜などの甘酢の漬物がついてくる。辛いのが苦手な人は、この漬物と交互に食べれば辛味と甘味が調和され、食感の違いも楽しめる。

平日は近隣で働くビジネスマンがメインだが、土日はファミリー客も多いという。麻婆豆腐は夜でも食べられるのでご安心を。一流の料理人が作る、美味しいだけでなく身体にも優しい中華をぜひ味わって欲しい。
スパイシーフードが食べたくなったら迷わず「銀座ベルビア館」へ!
新名物から永く愛されている一品まで、多様なスパイシーフードが揃うのは「銀座ベルビア館」ならでは。夏バテ気味だと感じたら、元気をチャージしに足を運んでみては?
撮影:栗原大輔(Roaster)、菅原景子 企画・取材:天野成実(Roaster) 文:豊泉陽子