〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。 早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
菓子 たかむら(東京・神谷町)
2024年7月17日、神谷町、麻布台ヒルズ横に「菓子 たかむら」がオープンしました。秋田に本店がある名料亭「日本料理 たかむら」が作る和菓子店です。
日本のみならず世界中の美食家たちがわざわざ訪れるという、秋田にある「日本料理 たかむら」。店主の高村宏樹さんは東京・目白にあった江戸料理の老舗「太古八(たこはち)」(現在は閉店)で修業し、その味を受け継ぎ、秋田で「日本料理 たかむら」をオープンします。今では正統派江戸料理を受け継ぐ名店として日本全国に知られるようになります。
「日本料理 たかむら」は会員制のため、その絶品の料理は会員やその紹介者のみしか味わえません。そのためもあってか、2024年6月に麻布台ヒルズで開催した、和菓子のポップアップストアは連日完売する人気ぶり。そして、待望の常設店のオープンとなりました。
場所は、神谷町駅から徒歩1分、麻布台ヒルズ隣にある神谷町プレイスの1階にあります。シンプルでモダンな雰囲気の店内は、お菓子の見本が並べられたケースの他に神棚が置かれ、日本の伝統美が感じられる雰囲気があります。
いただけるお菓子は「たかむら」のスペシャリテ「八衣(はごろも)」。口に入れた瞬間にやわらかい求肥がトロリととろける、これまでにないおいしさが体験できる和スイーツです。求肥には秋田の契約農家が育てたもち米から作られた特注の米粉を使用。天女の羽衣のように軽く、やわらかい求肥で上品な甘さのあんこと季節の厳選された素材を包みます。
求肥には抹茶やココア、シナモンなどの素材を合わせてさまざまなフレーバーが用意されています。例えば、「芒果 Mango」では、硬めに仕立てたマンゴープリンに、戻したドライマンゴーを巻き、シナモンの皮で巻いています。
「苺 strawberry」は、いちごの彩りに似合う、抹茶を練り込んだグリーンの皮を使用。ビジュアルも抜群な一品です。
人気があるのが、ユニークな「乾酪 Cheese」。巻かれているのは、なんとバスクチーズケーキ。和と洋、意外なハーモニーのおいしさが魅力だといいます。
常時4種類ほど用意されている「八衣」の内容は、旬の素材を使うため季節によって異なります。どんな「八衣」に出会えるのかも楽しみですね。
ドリンクには、秋田のコーヒーブランド「さとやまコーヒー」が「八衣」に合わせて特別にブレンドした「さとやまコーヒースペシャルブレンド」を用意。店内奥には秘密のカウンター席があり、不定期でランチをいただくこともできます。
どこにもない、唯一無二の味わいの「八衣」。わざわざ訪れて味わう価値のあるおいしさに出会いに、出かけてみてはいかがでしょう。
食べログレビュアーのコメント
『求肥が舌の上でとろける新食感スイーツの「八衣」のフルーツ入りを2種類購入しました。
【八衣】「苺 strawberry」
抹茶を練り込んだ皮は抹茶が程よく香り、苺のヘタの緑を感じさせる見た目も美しい一品。
【八衣】「麝香葡萄 Shine Muscat」
弾けるような歯触りと香りが特徴の葡萄の王様「シャインマスカット」を抹茶の皮で包んでいます。シャインマスカットの鮮やかな色と抹茶の皮の色が美しく調和した見た目も美しい一品。酸味のある果物に滑らかなあんこが絶妙に合います』(parisjunkoさん)
『追口に入れた瞬間からとろけだす求肥がなんともいえません。
「八衣」の種類も季節の食材を使ったものが4種(アイスを入れて5種)あり、どれも気になるものばかり。今回は悩みに悩んだ末
「八衣 モンブラン」¥700をいただきました。秋季限定の「八衣」!
柔らかな求肥の中には秋田県「西明寺栗」のモンブランクリームと焼き栗が!
黒蜜や熟成芋焼酎を使い、甘さは抑えながら上質な風味を演出!
人気に納得の美味しさでした』(yoshimurakeiさん)
※価格はすべて税込。