〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
らーめん梶原(東京・千歳烏山)
2022年9月に千歳烏山駅から徒歩1分ほどの場所にオープンした「らーめん梶原」は、オープン間もなくバランスの良いスープがくせになると、話題になっているラーメン店です。
店主の梶原氏は人形町の「麺 やまらぁ」を経て、ラーメン界で知名度の高いムタヒログループが経営する1号店「中華そば ムタヒロ」の店長の一番弟子として活躍。満を持して独立開業し、独自の魅力を存分に発揮したラーメンを提供しています。
店舗は半地下ですが、開放感があり、入りやすい雰囲気です。清潔感のある居心地の良い店内にはL字のカウンターがあり、客席は8席。店内の器はなんと実の弟である陶芸家・梶原慶治(よしはる)氏によるものだそう。
主なメニューは「醤油らーめん」830円、「味玉醤油らーめん」960円、「塩らーめん」830円、「醤油つけめん」930円、「吉実園のTKG」350円など。醤油らーめんの麺は、自家製の中太縮れ麺で、塩らーめんは平打ちの中細ストレート麺です。国産小麦を調合した加水率高めのこしのある麺は、小麦の旨味、甘味が感じられ、モッチリ食感。スープにもよく絡みます。
「醤油らーめん」のスープは名古屋コーチンと常総あかどりの地鶏、煮干しや鰹節に野菜のまろやかさが加わり、4種類の醤油でバランス良くまとまっています。塩らーめんのスープはとび魚や釧路昆布、四万十川の焼き干し鮎、帆立貝柱などで出汁をとっているそうで、コクのある淡麗塩清湯。石川県奥能登の天然塩を使い、風味が良く、身体に染み渡るような奥行きの深い味わいです。ピリッとほどよい辛さで爽やかな実山椒のアクセントが利いています。
提供直前に切るチャーシューは厚みがあり、肉の旨味が詰まって柔らかな仕上がり。追加できる「ワンタン」140円は、プリプリ食感の海老とジューシーな豚の2種類で、どちらもギュッと身が詰まって満足感があると人気です。
手間をかけた二段仕込みの味玉も、黄身までしっかり味が染みていて、おすすめのトッピング。
「吉実園のTKG」に使用する世田谷の吉実園の卵は、鶏を放し飼いにしてストレスを減らし飼育しているため、ご飯一粒一粒に絡むようなコクのある濃厚な卵。米は庄内産の「つや姫」を使用し、鰹節は注文を受けてから削るため、削りたての香りを楽しめます。こちらも是非味わって欲しい一品です。
飲み干す人が続出のスープがおいしいラーメン、気になる方は足を運んでみてください。
食べログレビュアーのコメント
『まず、スープからは煮干がふわーっと香る。上品な香り立ちで想像していた通り煮干を利かせたスープのようだ。
早速そのスープを頂いてみると、円やかで優しい味わい。
動物系に煮干を軸にした魚介出汁というオーソドックスなスープに感じられるが、雑味が無くホッとするようないい味わい。
煮干は背黒のような強い出汁ではなく、いりこのような白口系の上品な甘味と旨味を感じさせ、動物系は豚より鶏が主?なのか、重い感じがしないので飲み易い。
油は煮干油のようにも感じ、尖りのない円やかでコクのある醤油がスープを引き立て、飲むほどに味わいは深まるような感覚になる。
麺は自家製中太縮れ麺。手揉みのような感じもするが、モチっとした食感で風味・旨味とも申し分なし。これは大盛で食べないと損した気分になると思う。
そして何と言ってもスープとの相性が抜群!この麺にしてこのスープ、このスープにしてこの麺、というぐらいフィット感があり、いくらでも食べられそうな気さえする。
ちなみに塩らーめんの麺は醤油らーめんとは異なるようで、スープとの相性を考えて麺には相当拘りを持っているんだなーと感じた。』(松一君さん)
『醤油ラーメン 830円
登場した一杯はとても深みのある色合いでスープは鶏、鰹節がメインで特に節の旨味を
しっかり感じ和テイストが強めの仕上がり
醤油のコクも感じられとても美味しい!
麺は自家製麺のツルモチ中太麺であまりこの手のスープに合わせるイメージ
ではないのですが非常に美味しくて◎です!
トッピングは焼豚とメンマ、白髪ねぎ、海苔
特に煮豚と表現した方がしっくりくる焼豚がほろほろトロトロ食感の味付けは控えめの
単体でもスープと合わせても抜群の一品!これはつまみにしたいレベルですww
オープン直後にも関わらずこの完成度
きっと他のメニューも美味しいでしょうし接客もとても良く、和テイストのらーめんが
お好きな方にはかなりオススメなお店です!』(K-diceさん)