〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。 早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
きりん堂、喜臨軒(東京・池尻大橋)
食べログで3.73という高評価を付け、多数のメディアにも紹介されていた人気中華料理店「喜臨軒(きりんけん)」。横浜の名門中華料理店で修業したオーナーシェフによる伝統的でありながらモダンなセンスあふれる中華料理が評判でした。2019年に閉店し、4年間の休業を経て、2023年8月11日にランチ営業の担担麺と麻婆豆腐ご飯専門店「きりん堂」、1週間遅れて18日にディナー営業の「喜臨軒」としてリニューアルオープンしました。
場所は東急田園都市線・池尻大橋駅西口を出てすぐにあるビルの地下1階。改装後の席数はカウンター6席、テーブル席10席。カウンター席は席間があり、ゆったりと食事を楽しむことができます。店内は落ち着いた雰囲気で、ふらりと一人で訪れる女性客も多いのだそうです。
ランチタイムの「きりん堂」でいただけるのは「担担麺」「汁無し担担麺」「麻辣豆腐ご飯」の3品。これらのメニューに温泉卵とご飯を追加できます。
一番人気は「担担麺」。ゴマペーストには3種類のナッツをゴマにブレンドし、ゴマだけでは味わえないコクと深みのある味わいになっています。辣油、麻辣油、葱油(エシャロットオイル)の3種類のオイルは全て自家製。肉みそには豚肉と鶏肉を合わせ、粗挽き肉をしっかりと炒めて、香りと食感、2つの肉の凝縮したうまみを引き出しています。
山椒のピリリと利いた辛さは程よい加減で、ゴマのコク、肉のうまみのバランスが絶妙で病みつきになるおいしさです。
「麻辣豆腐ご飯」の豆腐は、北海道産のユキホマレという大豆を使用し、毎朝店舗で手作りしたもの。米には宮城県栗原産のササニシキを使用し、麻辣豆腐に合うように余計な粘りを出さず、甘みを引き出す蒸し炊きにするというこだわりよう。担担麺にも使用した3種のオイルに四川省産青花椒で作った山椒オイルをブレンドし、さらに刺激的な辛さが楽しめます。
夜は、好きなメニューを選べるプリフィクスのコースディナー、2種類をラインアップ。香港料理をベースに旬の食材を生かし、現代的なセンスでアレンジされた料理の数々が楽しめます。以前の店舗でも好評だった焼売や春巻きといった点心類や、産地直送の新鮮な魚を使った料理などがコースを彩ります。
昼は「きりん堂」で気軽に麺飯類を、夜は「喜臨軒」で材料を厳選し、調味料も一から手作りしているこだわりの料理をじっくりと楽しんでみてはいかがでしょう。
食べログレビュアーのコメント
『美味しい!そんなに辛くなく私的には、ありがたく旨い!山椒は結構効いている感じ … 自家製辣油が素晴らしい。ナッツとゴマとひき肉がスープとうまく絡み合い、美味しい!個人的には、クリーミーな担々麺が好きな私ですが、こちらの担々麺は、全体的に、バランスよく、食べやすく、美味しかったです』(特盛ヒロシさん)
『担担麺を美味しくいただきました。
辛さも程良く楽しめました。
またうかがいたいと思います』(Sheep-Lionさん)