目次
提供:東急不動産SCマネジメント株式会社
ビジネスパーソン必見!「日本生命 丸の内ガーデンタワー」で叶う大人のグルメ時間
多くの大企業が集まる東京駅周辺のなかで、「日本生命 丸の内ガーデンタワー」に入るレストランのレベルはひと際高い。というのも、グルメなビジネスパーソンの活力になることが前提で、厳選した店舗で作られた施設だからだ。
仕事帰りに気軽に入れるバルから、デートが盛り上がるお洒落なビストロ、接待にぴったりの個室完備の和食まで、そのバリエーションは多彩。いずれも落ち着いた雰囲気のなかで質の高い料理を楽しめるので、ウィークデーがいっそう充実すること間違いなし。今回は、安心して大切なゲストをもてなすことのできる7軒をピックアップしてここに紹介する。
シーン1:特別な食材を使った料理で、“ここぞ”のもてなしを
「神楽坂 前田 芳春庵」
これぞニッポンのご馳走と思える、繊細かつ華やかな加賀料理

大事な接待や顔合わせに最適なのが、個室が充実している「神楽坂 前田 芳春庵」。ここでは名店「神楽坂 前田」の加賀懐石と、併設する「鉄板焼 宮禾」の鉄板焼を堪能することができる。特別なシーンにうってつけだ。
「加賀懐石は京料理と江戸前の食文化が融合し生まれました。ですので京風の華やかさと江戸前のシンプルさを兼ねそなえています。基本的に、食材は緑豊かで水がきれいな加賀で育ったもの使用しています」と前田英士郎マネージャー。

その加賀料理を象徴する一品が、すべてのコースで提供している治部煮椀だ。鴨肉、生麩、季節の野菜を合わせた煮物。出汁はおいしくつゆまで飲み干せる。希少な能登牛の鉄板焼には加賀の日本酒を合わせるのもオツである。ちなみに鉄板焼は「前田」コースのみに含まれているため、他のコースで鉄板焼を楽しみたい場合は店舗にご相談を。
絶景を誇る和の個室は、会食で確実に喜ばれる!

計5室ある個室のなかで一番人気は、大きな裁ち落としの窓を2面もつこちらの部屋。辺りが暗くなるにつれて東京タワー、ビル群の灯りが煌めき、壮観な夜景を楽しめる。また、お堀の緑も見渡し抜け感が抜群に良いため、昼の会食でも頻繁に選ばれている。
ほか、14名の大部屋にできる個室や、掘りごたつの部屋も用意。まるで旅館のような和の風情漂う個室が揃い、ビジネスで使われる方も、この空間と料理が印象に残り、プライベートで再訪するお客も多いとか。それは店側の理想でもあり、そんな思いがあるからこそ、サービスがきめ細かで料理も丁寧。仕事以外の大事な人にも喜ばれる結果になるのだ。
「FRASPILIA」
現地よりおいしいかもしれない!? 絶品ブイヤベースは丸の内で味わえる

「日本生命 丸の内ガーデンタワー」に入るレストランを決める際、新たな実力派シェフを見つけるべく、“チャレンジキッチン”なるコンペを開催。そこで勝ち抜いたのが「FRASPILIA」の北川泰行シェフだ。
南フランスを中心に2年修業を積んだ北川シェフは、地中海に面した地域の風土と料理に惚れ込み、自分で店を始めるならその魅力を伝える店と決めていた。テーマとして掲げていたのは、“地中海エリアのホームパーティー”。その明確なコンセプトと思いがあったからこそコンペで選ばれ、いまでも支持が高い理由となっている。
シェフのセンスを実感する看板料理はブイヤベース。マルセイユ近郊で働いていた時に習ったレシピと日本でのレシピを自分なりに噛み砕き、理想のスープが出来上がった。ベースとなるのは、熊本の天草から直送で取り寄せるガラカブ(カサゴの一種)。丸ごと炒め煮て、頭も骨も内臓もスープの出汁とする。あますところなく使うからこそ、本当に新鮮でおいしい魚でなければ作れず、工程の微差も味を左右する。
試作を重ねたどり着いたレシピによるスープは、魚の滋味に溢れ、身体が元気になるような味わい。奥深さと長い余韻をもつスープは、プロヴァンスのロゼで受けとめるのがおすすめ。
地中海の港町を連想させる爽やかで可愛らしい店内

店は高層ビルの中にして三角天井をもち、誰かの家に遊びにきたような感覚になる。同じくフランスに住んでいた奥さんが家のインテリアを決めるようにディテールを選んだそう。こぢんまりとした印象のなかにも落ち着きや上品さを感じさせる。デートはもちろん、女子会などの会食の場とすれば、みんなの気分が上がること必至! 地中海沿いの港町を旅したくなる、そんな気持ちが湧いてくる良店だ。
シーン2:エスプリを利かせた一皿と、開放的な雰囲気で、ゲストの気分を高揚させるもてなしに
「SCeNT HOUSE DEN Marunouchi」
創作中華×ハイボールの最強組み合わせが、会食を盛り上げる!

「SCeNT HOUSE DEN Marunouchi」は“都会のなかの森”をイメージして作られた空間で、中華の創作料理を味わえる店。白州の蒸溜所がある森がコンセプトの発端となっており、すべてのグランドメニューが白州のソーダ割に合うように考案されている。
2014年のオープン時から続くシグネチャーは、よだれ鶏と骨付きスペアリブのガーリック揚げ。前者は山椒とラー油が効いたピリッと心地よい刺激のある一品。しっとりジューシーに茹でられた鶏は、スパイスを堪能するのに絶好の食材だ。
そして後者は揚げたスペアリブに山椒や唐辛子、ナッツなどを混ぜ合わせた香辣(シャンラー)醤をかけており、ビジュアル的にもパンチが効いて夏にハマる料理。もちろん2品とも白州と相性抜群。辛味を爽やかな白州ソーダ割で流し込めば食べる手が止まらなくなる。
室内にして森を感じられる、ウッディな店内

内装は山梨県北杜市にある「白州蒸溜所」の豊かな森にならい、自然を感じられる緑と木材を多用。都会にいることを忘れるほどの癒やしを得られるようなつくりだ。カウンター、テラス席、半個室と相手に合わせた席を選べるので使い勝手がよく、カジュアルな会食にも便利。ナチュラルで気取りのない空間だから、相手とも自然とくだけた会話が弾むだろう。
「TRATTORIA CREATTA」
卓越したおいしさにしてお手頃価格、このプリフィックスは絶対に狙い目!


平日予約限定のメインが選べる3皿コースは、2,600円からと手の届く価格帯でありながら、クオリティの高い料理を揃える良質なトラットリア。ちょっと贅沢なランチや会席ミーティングとしてよく利用されている。
シェフはフレンチの経験もあるため、ソース使いや味の重ね方が巧妙だ。例えば夏に旬を迎えるとうもろこしの冷製スープでいえば、焼きとうもろこしのアイスクリームやチーズのチップを添え、とうもろこしの甘みに小粋なニュアンスをプラス。スープの中にはポレンタ粉のババロアが入っており、混ぜて楽しさが増すスープとなっている。さらにスプマンテを合わせれば、夏らしいマリアージュが完成!
店に入った瞬間に気分が上がる、高い天井と日差しの降り注ぐ大きな窓

ロケーションはお堀のすぐ隣。2階分はある天井と同じ高さの窓をもち、爽やかな緑と水面を見渡すことができるリゾートのような環境だ。窓から気持ち良い光が入ってくるためとても明るく、季節ごとに眺めが変わるのもリピートしたくなる理由。店の外に並ぶ木は桜。春には絶好のお花見スポットとなることも覚えておきたい。
シーン3:多彩な食を味わいながら同僚との語らいに
「十割蕎麦酒場ちゃぼうず」
絶品蕎麦と美酒を味わいながら、仲間と気兼ねない夜を!

仲間と飲んだあとの〆蕎麦から宴会コースによる打ち上げまで、さまざまなシーンで利用しやすいのが「十割蕎麦酒場ちゃぼうず」。幅広い年代に好まれる蕎麦と、刺身や焼き魚など飲兵衛にたまらないサイドメニューを用意し、時間を忘れて夜を楽しめるのが“蕎麦酒場”たる所以だ。
肝心の蕎麦は“挽きたて、打ち立て、茹でたて”にこだわり、その結果の蕎麦は香り高く喉越しも本格派。北海道産の蕎麦粉100%を使用しており、十割蕎麦はまずは食べる前に芳醇な香りを楽しむべし。そして風味にしっかりした蕎麦に合わせたかえしの仕上がりも絶妙。繰り返し食べたくなるコンビネーションなのだ。
4種類あるコースにも必ず〆に蕎麦が含められ、豚しゃぶコースや鴨しゃぶコースは肉好きにも嬉しい内容。さらに飲み放題も付けられるので幹事としてはありがたいかぎり。プラス500円出せば、なんと獺祭が飲み放題! また、昼も夜も蕎麦のお代わり100円という大盤振る舞いもデイリーに使いたくなるポイントだ。
上質な普通が嬉しい、ほっと落ち着ける酒場空間

東京一等地のビルに入っている店にして、どこかほっと落ち着ける素朴な内装も酒場的。ざっくばらんにワイワイと飲むならテーブル席で。貸切にすれば36人まで入ることができ、席を繋げれば一体感をもって盛り上がれる。もちろん、ふたりでふらりと仕事終わりに訪れるにもちょうどいい。
「メナムのほとり」
一度食べたらまた無性に食べたくなる、禁断の蟹メニュー

神保町で30年以上愛されている老舗タイ料理店の姉妹店。メナムとはチャオプラヤー川の別名で、川沿いの街・バンコクのレストランがこの店のルーツにある。レシピは現地に忠実で、今でも年に一度は社員旅行でタイを食べ歩くという、本国との距離感を大切にしているレストランだ。
メニューは72品もあるので、みんなでたくさん頼んでシェアするのが楽しい。そのなかで95%のお客が頼むというのが、ソフトシェルクラブのカレー炒め。ミャンマー産の殻ごと食べられるソフトシェルクラブを、スパイスやタイのチリオイルで炒め、卵でとじて仕上げたものである。
たっぷりのソースと卵をまとった蟹を噛めば、魚介の旨味とカレーの香り、卵の甘さが重なり至極の味わい。密かに入った海老ペーストがいい仕事をしている。殻ごとなので香ばしさもあり、ビールはもちろん、シャルドネとも相性抜群。ソースを残さずたいらげるための、もち米のオーダーもお忘れなく。
居心地を楽にしてくれる、ちょっとエキゾチックな内装デザイン

店内は白とウッドを基調としながら、ブルーのタイルがいいアクセントになったスタイリッシュな空間。それでいて壁にはタイのおとぎ話の影絵を映したり、食器は現地で買いつけたものだったりと、異国情緒さもありオフモードになりやすい。タイ料理のおいしさとカジュアルさも手伝って、会話もお酒も進むリピート必至の店なのだ。
「ラ・カエスラ ロハ」
日本人の胃袋を掴む、スペインの伝統料理が勢ぞろい!

駅の改札に近い地下1階にあるのが、6種のレストランが集まる複合型レストラン「うおまん ダイニング」。和食、台湾料理、日本酒バルなどが揃うなかで、気軽にワインを飲みながらお喋りしたい夜に最適なのが、スペインバル「ラ カスエラ ロハ」である。
ハモンセラーノや小海老のアヒージョ、スペイン風オムレツ等、トラディショナルなタパスを用意し、カウンターで生ハムをつまみにワインやカクテルを飲むバー使いも歓迎。スペイン人が現地で日常的に行っているバルと同じように、気さくで大らかなムードが漂う店だ。
ディナーで一番オーダーの入るメニューは、海の幸のミックスパエリア。オマールや魚のあら、海老やワタリガニからとった出汁で炊かれた米は、ひと粒ごとに魚介の濃厚な旨味がしみた逸品。加えてオマールの殻が豪快にのったフォトジェニックさも人気の理由である。
陽気さ満点のラテンムードにお喋りが止まらない!

店は天井も壁も赤く塗られ、棚にはワインボトルが並び、BGMはスパニッシュギターと、すべてがスペイン的だ。カウンターでのふたり飲みも、ソファ席での女子会も、人数に合わせ気楽に過ごせるレイアウトもよい構成。また、スペインバルの前後に和食や台湾料理に行くなど、はしごをする人も多いという。それも、各国のグルメ処「うおまん ダイニング」の醍醐味だろう。
仕事のあとの食事が、明日への活力になる
「日本生命 丸の内ガーデンタワー」は、オフィスワーカーに充実の時間を与えてくれる店揃い。“おいしい”“楽しい”というシンプルな感情こそ、仕事へのパワーの源だ。すぐにでも各レストランを訪れてみては?
撮影:菅原景子
企画・取材:天野成実(Roaster)
文:大石智子