子どもの頃の夢は獣医さんかムツゴロウ王国のスタッフだったというほど、大の犬好きである大久保佳代子さん。そんな彼女が昨年念願の犬を飼い始めたということで、犬同伴可でありながら本格フレンチが味わえるお店として恵比寿・代官山エリアで有名な老舗レストラン「ラブレー」でのお散歩ランチにお誘いすることに。愛犬・パコ美ちゃんとの生活や犬同伴可レストランについて、のんびりとお話を伺った。

料理も美味しくて犬にも優しいから、犬同伴可のお店は安心

大久保佳代子（おおくぼ　かよこ）　女性お笑いコンビ・オアシズのツッコミ担当。フジテレビ「めちゃ×2イケてるッ！」など多数のレギュラー出演番組を持ち、映画「ねこあつめの家」に出演するなど、タレント・女優としても幅広く活躍している。プロダクション人力舎所属。
パコ美（ぱこみ）　チワックス（チワワとダックスフンドのミックス）のメス。テレビ番組の企画でペットショップに来た大久保さんに見初められ、大久保家の一員に。

――犬を飼おうと思ったきっかけは？

大久保　子どもの頃の夢が獣医さんかムツゴロウ王国のスタッフというくらい、犬が大好きなんです。でも一人暮らしだと面倒見切れないし、とか言っているうちに20年くらい経ってしまって。そうしたらたまたま番組のロケでペットショップに行く企画があって、「飼わなくてもいいですよ。」ってスタッフさんに言われていたんですけど、この機会を逃したら……と思って、私の中ではここで決めようと。そのお店で、ビビビッときた子がパコ美でした。

――生活に変化はありましたか？

大久保　飲み歩いていた回数も減ったし、飲むときも一旦家に帰って世話してから出たりとか、かなり変わりましたね。明るくなると同時に起こしに来るんで、6、7時には起きますし。自然と連絡を取る人の数がギュウーっと凝縮されました（笑）。でも犬を飼いたいけど飼えない友達からするとちょうどいいみたいですよ。自分で飼うと大変だけど、たまにパコ美と遊んで癒やされて、「洋服買ってきたよ」って親戚のおばさん感覚で楽しめるみたいです。

――普段からパコ美ちゃんと飲食店に行きますか？

大久保　たまに行きます。池尻のアンディカフェとか、三軒茶屋のミシンは料理も美味しいし犬用のごはんもあるので、家に置いておけないときには連れていきますね。犬同伴カフェっていうと、やっぱり臭うんじゃないかとか、料理が美味しくないんじゃないかとか、犬を飼う前はそれほど良くないイメージもあったんですけど、実際はレベルの高い店が多いですね。料理が美味しいのは当たり前だし、店員さんも犬に優しいし、来ているお客さんも理解があって、スムーズに安心して利用できますよね。

――犬同伴可レストランであったらうれしいサービスは？

大久保　お願いしなくても犬用のお水を出してくれたり、ワンちゃん専用のメニューがあるとありがたいです。欲を言えば、キッズルームみたいに犬を預けられるスペースがあったら心置きなく食事ができてうれしいですよね。やっぱりどうしても犬の様子を見ていないといけないから落ち着かないこともあるし、静かにさせておこうと思ってどんどんごはんを食べさせて太らせてしまうので（笑）。

――「ラブレー」の印象は？

大久保　料理が本当に豪華で美味しいし、パコ美が歩き回って遊べるくらいテラス席が広いのがいいですね。ドッグカフェだとリードを持ったまま食事をしたりして忙しなく感じるときもあるんですけど、ここはちょっと目を光らせておけばそんなに構えなくても大丈夫かなっていう安心感がありますね。犬を飼っているOL時代の友達と「ワンちゃん連れてランチしようよ。」と話したりするので、そういう時にちょうど良さそうですね。

緑でいっぱいのテラス席は日光浴にも最適の癒やしの空間。確実に利用したい場合は予約がおすすめ。

そんな、大久保さんも大満足のラブレーのランチは、1,990円（税抜き）、3,800円（税抜き）で気軽に本格フレンチを味わえるコースから、リッチなメニューを存分に堪能できる6,000円（税抜き）のコースまで用意されている（要予約）。

創業以来一番の人気メニューをランチで味わえる喜び

「なめらかカボチャのムースと北海道産バフンウニ、金華ハムのコンソメ・ジュレ」（写真上）、「トロトロ和牛ホホ肉の赤ワイン煮込みホクホクじゃがいもを付け合せに」（写真下）

今回のランチでは、前菜・メイン料理のアラカルトの中から好きなものを選ぶことができるmenuA（3,800円・税抜き）から、「なめらかカボチャのムースと北海道産バフンウニ、金華ハムのコンソメ・ジュレ」と、「トロトロ和牛ホホ肉の赤ワイン煮込みホクホクじゃがいもを付け合せに」をオーダー。「なめらかカボチャのムース〜」は創業以来一番の人気メニューで、常連客のリピートはかなりの高確率だそう。