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毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。 早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
たかのちゅめ(東京・花小金井)

2022年12月6日、西武新宿線「花小金井」駅から徒歩4分の場所にラーメン店「たかのちゅめ」がオープンしました。「ミシュランガイド東京」ビブグルマンに掲載され、「食べログ ラーメン TOKYO 百名店」にも選出されている人気ラーメン店「カネキッチンヌードル」で修業した店主、塩田 剛基(たかのり)さんが満を持して開業した店。スープ、麺、トッピングいずれも質が高く、ラーメンマニア注目の店です。

場所は花小金井駅前通り沿い。看板になっているロゴは、鷹がラーメンをつまみにきているところだそう。鷹は塩田さんの名前にちなんでいます。

席はカウンター7席、4人掛けのテーブル席が2卓と2人掛けのテーブル席が2卓。店内にはグリーンがカウンター上などに飾られ、水差しのデザインもオシャレでカフェのようなカジュアルな雰囲気です。

メニューは「しょうゆらぁめん」と「しおらぁめん」の2種類。この2つのラーメンをベースにトッピングの内容によるバリエーションがあります。

また、ご飯物として、日によって「豚肉西京焼きごはん」や「麻辣担々ごはん」といった「限定ごはん」が用意されています。店主の塩田さんが福井出身とあり、ご飯には農家直送の福井県産コシヒカリを使用。もっちりと甘味があるのが特徴です。

まずは「しょうゆらぁめん」をご紹介。澄んだスープと麺の上にはメンマ、ネギ、小松菜、チャーシューがトッピング。スープは鶏をメインに豚や牛でだしをとった動物系スープと、昆布や煮干し、カツオ節などからだしをとった魚介系をブレンド。かえしの醤油には、塩田さんの地元、福井にある山元菊丸商店の「ヤマギク醤油」を使用。1年以上熟成させた天然もろみと福井の水で造られた無添加の醤油で、まろやかで優しい味わいがスープを引き立てます。

麺は三河屋製麺の全粒粉入り中細麺。小麦の香りも風味もしっかり味わえる麺で、モチモチとした食感でスープとの相性が抜群。豚バラチャーシューはしっとりと柔らかく、肉の旨みがしっかりと感じられます。

「しおらぁめん」にも動物系と魚介系を合わせたダブルスープを使用。塩だれには貝のだしを加え、スープに奥深さを与えています。
現在、「野菜畑のトマトまぜそば」を開発中だそう。常に、謙虚にそして真摯にラーメンと向き合う塩田さん。「ラーメン TOKYO 百名店」に選ばれる日も遠くないように思われます。
食べログレビュアーのコメント

『「特しょうゆらぁめん」1400円
特製は豪華4種のチャーシュー。それにワンタン1個、味玉、太メンマと麺が見えないほど具だくさんです。
スープはやや甘みのあるスッキリと優しい清湯。鶏メインに乾物や野菜と思われ、キレではなく丸みと余韻があります。
麺は全粒粉入りの中太麺。モチモチとして食べ応えがあります。
特製のチャーシューは鴨、鶏胸肉、バラロール、肩ロース吊るし焼の4種。クセなくジューシーな鴨、しっとり柔らかな鶏胸肉に「カネキッチン」を感じます。
アッサリとしたスープに肉は修行先譲り。今後が凄く楽しみです。』(デイルス・マイビスさん)

『地鶏を軸に奥行きある味わい良いスープに、主張ある全粒粉入り麺やチャーシューなどトッピングもレベル高い感じで、オープンして日が浅いですが完成度高い内容で充分以上に満足する事が出来ました!この内容ならしおらぁめんの方もいただいてみたいですし、今後どんな感じで進んで行くのか楽しみなので、動向を追いながらタイミングを見付けてまた足を運んでみようと思います!』(チーム191さん)