〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
澁谷飯店(東京・曳舟)
2022年9月に曳舟駅から徒歩2分ほどの場所にオープンした「澁谷飯店」は、優しい味の中華料理を楽しめるお店です。
下北沢や代々木上原での間借り営業で人気だった同店が、曳舟で実店舗を持つことになりました。お店を営むのは澁谷 悠さん、えりこさん夫妻。飲食業に携わりたいという思いから、悠さんはカレー屋、えりこさんはイタリアンで修業をしてから、中華料理店でそれぞれにノウハウを学んだそうです。2020年から間借り営業を始め、SNSでも話題になっていました。
お店の目印になる黄色い看板には、なんとも言えない表情のイラストが。二度見してしまう味のあるロゴやデザインからもセンスが感じられます。できるところは全部自分たちでDIYしたという店内は、レトロな喫茶店のようで、懐かしく居心地の良い空間。かわいらしい手縫いのカーテンが、お店の温かい雰囲気を醸し出しています。店内には2名用のテーブル席が3卓と4名用のテーブル席が1卓です。
ランチメニューの「日替わり定食」は3種類。「豚肉ときくらげの玉子炒め」や「鶏肉とカシューナッツ炒め」など。どれも900円でご飯とスープ、漬物が付きます。人気メニューはトロトロの「豚の角煮定食」1,000円で、ほんのり香るスパイスに食欲がかきたてられます!
夜のメニューは「すぶた」900円や「ホイコーロー」800円、「エビのチリソース炒め」1,000円など、中華料理の定番メニューが並びます。中でも人気なのが、浅草開化楼の皮を使用した「焼きギョーザ(5コ)」600円。キャベツや干しエビが入った豚肉餡の焼きギョーザは肉汁たっぷり、しっかり味がついているので最初は醤油につけず食べてみてください。
レモングラスのような香りがする台湾のスパイス・馬告の入った「馬告のシュウマイ(3コ)」450円は、爽やかでいくつでも食べてしまえそうなおいしさです。エビ、豚バラ、カレーの3種類のチャーハンは、ご飯がふっくらしていてパラパラの理想的なチャーハンです。魅力的なメニューの数々に、何を食べるか迷ってしまいそうですね。
ドリンクはビールや紹興酒などの他に、中華料理に合うナチュールワインもあるそうです。ほっこりと優しい料理が、良心的な価格で食べられるアットホームな町の中華料理店。これから人気になりそうな新店です。
食べログレビュアーのコメント
『気になっていた豚の角煮定食と馬告(台湾のスパイスでレモングラスのような香りがするとのこと。爽やか)のシューマイ、浅草開化楼のモチモチとした皮を使った肉汁たっぷりの餃子を食べましたが、どれもこだわりを感じる美味しい料理でした。
副菜の野菜の甘酢漬け、スープに至るまで配慮が行き届いた味というか、とにかく美味しかったです。』(トニー・ジャーさん)
『豚肉ときくらげの玉子炒め
ランチは日替わりが3種類で、ごはん、スープ、漬物が付きます。
豚肉と大きめの木耳に、ふんわりとした卵が合っています。
味わいは上品で、重さが感じられないのが良いですね。
鶏肉のカシューナッツ炒め
鶏肉とカシューナッツの相性良い定番の中華メニュー。
プリッと柔らかな鶏肉にカシューナッツの風味や食感があることで、
より美味しく感じられます♪
こちらも比較的に味付けは上品でたべやすいですね~
馬告のシュウマイ
台湾香辛料の馬告(マーガオ)を使用されているのが気になり注文。
見た目は黒胡椒のようですが、スパイシーさはなく、爽やかなレモンのような風味。
シュウマイは柔らかく、豚肉の味わいも美味しいですね。
焼きギョーザ
焼き目しっかりとパリっと生地表面を焼き上げた餃子。
ジューシーなタイプではなく、お肉が詰まった味わいタイプ。
お昼ですがビールが欲しくなりました~(笑)』(チョッパオさん)
※価格はすべて税込