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提供:相模鉄道株式会社
食べて飲んでコストパフォーマンスも抜群! 相鉄線沿線のおいしいお店へ
11月30日より相鉄線とJR線の相互直通線が開業し、相鉄線の都心へのアクセスがぐんと便利になったのをご存じですか? 実はそんな相鉄線沿線には、おいしいのにリーズナブルという“普段づかい”にぴったりのお店がたくさん! 今回、そんなお店をモデル・高田秋さんと一緒にめぐることに。実は高田さん、意外にもプライベートでは立ち飲み屋めぐりが趣味というほど大のお酒好き! 「初めて訪れる場所ばかりなので楽しみです」と、おいしいものとお酒に期待は膨らんでいる様子。果たして……!?
地元産食材をふんだんに使った、駅直結イタリアン「sacco」
まず訪れたのは、いずみ中央駅直結の商業施設「相鉄ライフいずみ中央」内に8月にオープンしたばかりのイタリアン「sacco」へ。快速電車も停まる相鉄いずみ野線「いずみ中央駅」は、ファミリー層の人気も高いエリアとのこと。「改札口から本当にすぐなんですね。雨の日でも濡れずに行けるのはうれしいです」と高田さん。中に一歩入ると、シンプルながらもラグジュアリーな空間に「きれい! 女子会とかにもぴったりかも。女の子同士だとワインが飲める店にいくことも多いんです」と大興奮。
「sacco」のオーナーシェフをつとめるのは、東京・恵比寿を皮切りに本場イタリアにて研鑽を積んだ経歴を持つ佐藤雄太氏。そんな佐藤氏がこの店で手掛けるのは「地元産の食材を活かしたイタリアン」です。メニューには、その日使われている食材の生産者さんたちの名前がずらりと並びます。例えば豚肉は藤沢市「NORMA」のふじさわ生豚や、泉区「村井肉店」の豚肩ロースを。野菜は栄区の矢島農園、泉区の農家・横山さんのものを。肉、魚、野菜とあらゆるものの生産者が近い立地環境を活かし、野菜は毎朝自ら生産者のもとを訪れて買い付けるなど、“ここでしかできないイタリアン”を実現しています。
人気メニュー「地野菜の菜園風〜大地の皿〜」2人前1,430円(税抜)は、近郊でとれた色とりどりの野菜を中心に使用。フレッシュ、ボイル、ドライなどいろいろなバリエーションで調理し、バーニャソース、パプリカソース、サルサヴェルデという3種のソースと盛り合わせた一皿。異なる野菜の風味と食感が、ワインとベストマッチします。「例えば“間引き菜”など、おいしいけれども普通の市場にはなかなか並ばないものも手に入る。これが魅力です」と佐藤シェフ。今日は白ワイン「コルテ ジャーラ ソアヴェ」ボトル 3,500円(税抜)と合わせていただくことに。
また、本物志向の手打ちパスタも人気メニュー! 「打ち立てのパスタって、なかなか食べる機会がないと思うんです。よく生パスタは“モチモチ”といいますが、本当に打ち立てのパスタは歯切れの良さが魅力。作り手としては大変なんですけれど、お客様にもぜひこのおいしさを知ってほしい」と佐藤シェフは語ります。パスタのメニューも旬によって変わり、この日は細麺のタリオリーニを使った「しらすと赤玉葱のペペロンチーノ」1,150円(税抜)。
さっそくワイン片手に、お料理をいただく高田さん。「この『地野菜の菜園風』、華やかだから女の子だと来た瞬間盛り上がりそう! お野菜の味も歯ごたえも一つ一つ違うし、ソースも3種類。次はコレを食べて、じゃあ次はコレ……って楽しみながら延々と食べられるお料理ですね。ワインは、辛口ですっきりしてるんですけど華やかで、どんなお料理にも合いますね。飲みやすくて、どんどん進んじゃいます!(笑)。パスタは、初めての食感でびっくり! 生パスタってこんなにおいしいんですね。しかもシナモンがしっかり効いていて、お酒とも合う大人の味です」と満面の笑み。
ゆったりとしたソファ席からは和泉川・地蔵原の豊かな自然が見える、そんな立地も魅力の「sacco」。ベビーカーでも入りやすいように店内が設計されていたり、個室も完備しているので、ファミリーでの利用や会食などにもぴったり。幅広い層のお客様が使いやすいお店です。
地元住民に愛される中華居酒屋「ぼうず」
続いては運転免許センターがあることで有名な二俣川駅へ。駅ビル「ジョイナステラス」が昨年開業し、屈指のショッピングスポットとしても賑わう駅です。「駅が新しくてとてもキレイですね。そして人がすごく多い! 活気がありますね」と高田さん。駅から歩いて4分ほどの場所にある中華居酒屋「ぼうず」へと向かいます。
2005年開業の「ぼうず」は、初代店長が中華料理店で働いていた経験があったことから、中華を中心とした居酒屋としてスタート。今は2代目店長の水石さんが、その味とお店を引き継いでいます。人気メニューは「旨辛麻婆豆腐」580円(税抜)。「“旨辛”とあるように、辛さはあえて抑え、その分コクを強めるようにしています。“お酒と合う麻婆豆腐”なんですよ」と水石さん。せっかくの中華ということで「紹興酒グラス」450円(税抜)と一緒にいただいた高田さん、一口食べて「おいしい〜! これ本当に、酒の肴になる麻婆豆腐ですね! 紹興酒ってクセがあるイメージでちょっと苦手だったんですけど、これは飲みやすくておいしい。麻婆豆腐の濃い味にも合いますね」とお酒好きならではの発言。「辛さも丁度いいなー」と、パクパクと食べ進めます。
勢いがついてしまった高田さん、お店のもう一つの人気メニュー、手作り餃子もいただくことに。食べやすさを重視し、何個でも食べられる軽めの食感が特徴。パリッとした皮と手作りラー油の風味が、これまたお酒を進ませます。「この餃子、5個で280円(税抜)ですか!? 素晴らしい!」と絶賛する高田さん。実は彼女、町中華で飲むというテレビ番組のレギュラーでもあるのです。「300円切る餃子があるってうれしいですよね〜。こういう店は通いたくなるなぁ」。座敷席もあるのでグループや家族利用も多いというこのお店、年末にはお得なコースも人気になるそうです。「ここ数年で、二俣川はかなり人も増えて変わりましたね。どんどん住みやすくなっているんじゃないかな、と思います」と水石さん。
その数なんと200種類! 焼酎好きにはたまらない「わっぜ」
さて、最後は大和駅へ。相鉄線と小田急線の乗換駅でもあるこちらは、ファミリー層からビジネスマンまで幅広い人たちが行き交います。駅前の繁華街エリアもかなり広く、飲食店も多数。今回訪れる「わっぜ」にも期待が高まります。
2007年にオープンした「焼酎ダイニング わっぜ」。その名の通り、鹿児島産の焼酎とお料理を中心にした焼酎居酒屋です。今回いただくお料理は、名物の「豚骨煮」680円(税抜)と「クリームチーズ正油漬け」350円(税抜)。豚の軟骨を、焼酎とさつま醤油で2日間かけて煮込んだ「豚骨煮」はトロットロで口の中でとろける食感。「クリームチーズ正油漬け」も焼酎の強い風味としっかりマッチ、わさびと合わせて食べるとまたたまらない酒の肴に。「ポイントは、鹿児島からとり寄せるさつま醤油ですね。甘みとコクがあるこの醤油だからこそ出る味なんです。関東の醤油だとダメなんですよ」と店長の佐々木さん。
普段はビール&日本酒党で「焼酎、ほとんど飲んだことないんですよ……」という高田さん。「だったら、これ試してみませんか?」と店長がオススメしてくれたのは「焼酎ハイボール」400円(税抜)。芋焼酎を炭酸で割り、レモンを搾った“焼酎版のハイボール”とのこと。恐る恐る飲んでみる高田さんでしたが……一口飲んで「おいしい! 飲みやすいです!」とパッと顔が明るくなります。「この豚骨煮にも、クリームチーズにも、すごく合いますね。すっきり飲めるし、焼酎の印象が変わりました。ふだんは家飲みが多いんですけど、家でもこうやって飲んでみようかな(笑)」と思わぬ発見に、ご満悦の様子。
「わっぜ」のキャッチフレーズは「大和一焼酎を揃えている店」。なんとその種類、全部で200種! ずらりと瓶が並んだ棚を見て「すごい数……これは好きな人にはたまらないですよね」と圧倒される高田さん。飲み放題メニューだけでも150種が飲め、中には果実酒や梅酒などのバリエーションも。というわけでこちらの店では“次に何を飲もうか子供のようにワクワクしながら選ぶ常連客”という光景が日常茶飯事なのだそうです。「大和駅周辺の飲食店は面白い個人店が多く、しかも他のエリアに比べてコストパフォーマンスがいい。食べる&飲むのが好きな人にはたまらない場所だと思いますよ」と佐々木さん。
今回、相鉄線沿線のお店をめぐった高田さん。感想を聞いてみると「どのお店も、初めての体験や発見があって面白かったし、お酒もお料理もとてもおいしかったです。でもなにより印象的だったのは、今回訪れた、いずみ中央駅・二俣川駅・大和駅がどこもすごく活気があったこと。普段お酒を飲みに行くときもそうなんですけど、やっぱりいい店員さんや常連さんがいるお店は魅力的だし、街の雰囲気や“人”ってとても重要だと思うんです。どれも気軽に立ち寄れそうなお店ばかりだし、また来てみたいですね」とのこと。充実した相鉄線沿線めぐりの一日になったようです。
PROFILE
高田秋(たかだ・しゅう)
1991年生まれ。北海道出身。タレント、モデル。レギュラー番組「町中華で飲ろうぜ!(BS TBS毎週月曜23時〜)」や「news every. 」のレポーターとして活躍中。2018年、唎酒師の資格を取得。多方面で注目を集めている。
取材・文・写真:株式会社フリート