晩夏に食べたい夏野菜、スパイシーなベスト・オブ・“夏ピッツァ”

今年の夏もあとわずか。秋に向かって季節が変わる今、今のうちに食べておきたい夏野菜のピッツァをピッツァマニアのJaffaさんがピックアップ。今回は東京だけでなく岐阜、広島まで、素材が旬のうちに食べておきたいピッツァをまとめました。

ピッツェリア エ トラットリア ダ・イーサ(中目黒)の「サバティーノ」

中目黒で行列の出来るピザ屋さんとして有名な「da ISA(ダ・イーサ)」の山本尚徳氏は2007年、2008年と、ナポリで行われた世界ピッツァ選手権で2年連続優勝した世界一のピッツァ職人です。今年7月にダ・イーサがイタリアでベストピッツェリア日本部門の1位に選ばれました。6月にはピッツァレストラン世界のベスト70、3月には老舗ピッツェリア協会Centenarie(チェンテナリエ)に日本で唯一の認定に続く今年3度目の勲章を手に入れたことでプロやピッツァマニアの間でも、今注目度No.1のお店です。今回紹介する夏のピッツァ「サバティーノ」は、今美味しいシシトウと唐辛子を中心に、辛口サラミと黒オリーブ、ニンニク、赤玉葱とイタリアンパセリのコンビネーションや燻製モッツァレラが旨い、食べて元気が出る1枚です。

ラルテ(三軒茶屋)の「ンドゥイヤ・エ・サルシッチャ」

本場ナポリでもその味を認められた、真のナポリピッツァ協会認定番号377番「ラルテ」。「NDUJA (ンドゥイヤ)とサルシッチャのピッツァ」です。このピッツァはカラブリア人のサラミ職人が、日本の霧島豚の挽き肉と唐辛子を発酵させて、極力添加物を使わずに日本で作る「アンティカサルメリア」のプレミアム「NDUJA (ンドゥイヤ)」を使い、手切りで肉の食感を残してミンチにした「自家製サルシッチャ(ソーセージ)」、ミルキーなリコッタチーズでバランスを取った旨いピッツァです。

ピッツェリアジージー吉祥寺の「ポポロ」

真のナポリピッツァ協会認定番号474番「ピッツェリアジージー吉祥寺店」。店長の中村拓巳さんは、今年3月に東京で開催された「ナポリピッツァ職人世界選手権CAPUTO CUP 日本大会決勝」のクラシカ部門で優勝して、日本一のピッツァ職人のタイトルを獲得。そして日本代表として6月にナポリで開催された本戦に臨み、見事3位に輝いた実力派です。そんな実力派のピッツェリアGGで夏に食べたくなるピッツァが「ポポロ」です。トッピングはトマトソース、ミニトマト、ナポリサラミ、マッシュルーム、オリーブ、ニンニク、オレガノ、コショウで、チーズを使わないのがポイント。このピッツァはナポリの市場のような場所にある名店「デル・ポポロ」の名物ピッツァです。日本でもいくつかの店で「ポポロ」の名前で提供されていることがあるので、食べ比べてみるのも楽しいですよ。

ダ アチュ(岐阜)の「トウモロコシとパンチェッタコッタ、贅沢なチーズのピッツァ」

真のナポリピッツァ協会認定番号476番の「Pizzeria E Trattoria DA ACHIU(ダ アチュ)」。オーナーの奥様の実家の農園で栽培される野菜が自慢のアチュで夏に食べたいピッツァは、取れたての甘くておいしいトウモロコシを使ったピッツァです。トウモロコシの他には、豚肉の旨味を感じられるハム「パンチェッタ・コッタ」や、国内外で受賞している渋谷チーズスタンドのカチョカヴァロチーズ、燻製モッツァレラチーズや水牛のモッツァレラチーズがのった贅沢な1枚です。

トラットリアピッツェリア ポリポ(広島)の「ピッツァ・フィーキ(イチジク)」

真のナポリピッツァ協会認定番号416番、トラットリア ピッツェリア ポリポ。2010年3月に広島の宮島口で創業した真のナポリピッツァ協会認定店「ポリポ」は、2015年に広島市内の家庭裁判所の近くに移転してますます本格的な人気店になりました。築60年の建物を生かしてレトロなイタリアの街中にあるレストランの味わいを生み出しています。夏に食べたいピッツァは「ピッツァフィーキ」です。生イチジク、リコッタチーズ、生ハム、くるみ、バルサミコを使ったフルーティな甘みと生ハムの塩気や旨味、くるみのナッティな風味など全てが見事なバランスでまとまったピッツァです。

教えてくれたのは、

日本屈指のピザマニア・Jaffaさん

 

日本人唯一の真のナポリピッツァ協会ナポリ本部の公式ブロガーで、食べ歩きオールスターズ「食べあるキング」のナポリピッツァ担当。これまでに3,000枚を超えるナポリピッツァを食べ歩き、ブログ「旨い!ナポリピッツァ」が人気。TV、ラジオ、雑誌等でピッツァの解説、百貨店催事プロデュースやピッツァ職人コンテストの審査員も務める。